早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

授業料等の返還

2020年2月4日(火)

立春

暖かくて、穏やか。

もうすぐ春がきそうな気さえします。
さすがにまだでしょうね。。


☆☆☆


ご質問を頂いておりました。
お待たせいたしました。。

もしかしたら、もう、解決しているかもしれませんね。。
それで一日でも早くご安心できたのであれば、嬉しいのですが。

「早稲田本庄に一旦納めた入学手続き金。
入学辞退したら、入学金以外は返還されるのでしょうか。。」

結論から言いますと、、。

返還されると思います。

ただ、今回、早稲田本庄を併願した知り合いに、何人か聞いてみたのですが、「返還してもらった」という事実は確認できませんでした。。

なぜか、といいますと。

昨年までは、早稲田本庄にも2次試験(面接)あって、手続きの締め切りが遅かったのです。
2年前は2月19日だったので、それまでに、慶應附属の合格をもらってるんです。。

日比谷高校に進学した生徒は、早稲田学院に合格してましたが、入学金のみ払ったそうです。
(公立高校受験の場合の手続きがあります。)


☆☆


以下、私の見解です。


「返還される」と考える理由。


① 早稲田本庄の「入試要項」

最後の方の22ページ。


「授業料、奨学金など」

「提出した書類および納入した入学金、学費・諸会費は、原則として返還しま せん。
ただし、やむを得ない事情により入学を辞退する場合や、入学までに入学 資格を満たさなかった場合には、学費・諸会費のみ返還の対象となります。
手続 方法等、詳細については、入学手続書類をご参照ください。」


この文言の、「やむを得ない事情」とは、「他校に進学すること」が当てはまるのか、、。
ですよね。。

十分、当てはまると思います。



その根拠の一つとして。。

過去に、学納金返還訴訟があって、2006年に最高裁の判決が出ています。

「入学金は返還不要、授業料等は原則3月31日までに辞退を申し入れれば全額返還すべき」

消費者契約法の適用。

気になる方は、検索して読んでみてくださいね。

これは、大学受験での訴訟ですが、判決後は文部科学省も、その辺りを十分に配慮するよう、全国の各大学、高校に指導、通知も出しているようです。


天下の早稲田大学がこれを無視するとは思えません。
そんなことをしたら、お上から叱られるでしょう。
再び訴訟になっても、大学側は負けてしまうでしょう。


早稲田本庄は、早稲田大学のファミリーですから、同じでしょうね。


早稲田高等学院は、入試要項を見ると、またちょっと違った手続き方法をとってますね。
併願先が公立高校については明記してます。
私立でも、「やむを得ない事情」に入ると思うのですが。。


☆☆☆


なんだか、理屈っぽい話になってしまいました。。

今回、ネットでちょっと調べて、判決文も読みました。
読んでいて、結構楽しかったです。
一応法学部出身なので。(なんちゃって、ですが)


ただ、こんな素人の私の勝手な見解ですので、なんの正当性も保証もありません。。


ご不安が拭えなかったら、高校に直接電話で確認してくださいね。。
それが一番確実で、ご安心できるでしょう。。

お名前は言わずに、
「他校に進学することになりましたら、入学金以外は返還して頂けると聞きまして。
どうしても確認いたしたく、電話しました。」とか、どうでしょうか?(^-^;?


ただ、学校にそのような質問をすることは、「第一志望ではない」と言ってるわけで、受験生にとっては、大変勇気がいること。。
匿名で聞いてもいいものなのか、それもわかりませんし、悩みますよね。。

それが合否判定に影響するとは考えにくいですが、時期が時期なだけに。
不安材料は持ちたくないですものね。

ですから、「もし知っていたら教えてほしい、、」ということだったのでしょうね。(^-^)
(←勝手な想像でコメンナサイ)


或いは、塾の先生に聞いてもらうのもいいかもしれません。
頼みやすく、信頼できる先生がいらっしゃればいいのですが。


☆☆


高校でも電話にお出になるのは、事務の方です。

このブログのどこかに書きましたけど、我が家は、早稲田本庄から入学検定料3万円を返還してもらったんです。
願書は出さなかったので。
(入試要項のどこかに書いてあります)


事務の方、とても親切でした。
「いま、忙しいので、入試がおわった今月半ば過ぎたら、もう一度連絡くれますか」と言われました。


☆☆☆


ちなみに、、慶應義塾志木

「入学辞退に伴う授業料等の返還について」

要項に詳しく書いてありますね。

長男が合格した後の手続き。
他校への進学可能性がある方には、高校の事務の方が一人一人丁寧に説明していました。


☆☆☆


「やむを得ない事情」って、便利な言葉ですね。。

転居、健康問題、お金、、??


一般入試なら、併願しているのは、わかりきったことなのですから、もっと受験生にわかりやすく、安心してできるシステムに欲しいですね。

ブツブツ。


☆☆☆


答えになってるような、なってないような。。

他にコメントも頂いております。
書きたいことも色々あります。

色んな思いで、胸がいっぱいです。。


☆☆☆


あさって、慶應義塾志木、一般入試。

いまのところ、お天気、よし\(^-^)/。

どうか。

皆様が無事に、この日を迎えられますように。。

笑顔で。。

祈ってます。。