早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

都立高校受験を考える

11月11日(日)

秋が深まって、冬の訪れを感じるようになりました。
同時に、確実に受験が近づいてきていることを感じる季節です。

どちらの学校も、内申点に関わる最後の定期テストが近づいていることでしょう。

とても辛い時だと思います(T-T)。

前々回のブログでの「向かい風」って言葉がぴったり。

長男は、定期テストの勉強をガツガツとやっている様子もなく、だからといって、やってないわけでもなく。
ただ点数は取れていて、最終内申で「4」を2科目、「5」に上げました。
がんばっていたのでしょう。
もっと誉めてあげればよかった、と今になって思っています。


さて。

長男高校受験の年、2017年11月。

都立受験は受験プランに入れておりました。
が、どこの学校を受けるか、の最終決定はまだしていませんでした。

都立自校作成校の合格可能性については、8月あたりのブログに、何回かに渡って書きました。

都立高校は11月、12月も説明会やら入試問題解説会がマメにあり、長男もスケジュール的には参加可能でした。

しかし、すべて見送り。
最大級のスランプ中。
早慶附属への思いが強くなっていく状況で、早慶が全敗した際の都立高校受験のことを真剣に考える余裕は本人にはありませんでした。

このまま行くと、早慶入試が終了するまで、都立対策はできないだろう。

おそらくラスト10日間くらいで、仕上げることになるだろう。
塾の理科社会は、11月をもって辞めることにもなっており、実際やめてしまいました。


ただ、何にせよ、出願しないことには、受験できません。
ですから、とりあえず受験の意思は中学校に伝えておき、準備だけはしておこうと考えました。

受検料も、たったの2200円。
桁違いの安さ。
願書もとてもシンプルです。

中学校で願書記入の事前練習もありましたし、難しいことは何もないです。

直前に受験校を変更することもできます。

都立高校が、合格後の辞退が可能ならば、
早慶の合格を手にしたまま都立を受験する生徒がもっともっと増えて、合否データも豊富なのでしょうが。


ただ今年の2月に親子で感じたこと。

早慶全敗の後の都立受験。
う~ん。
我が家がその状況に置かれていたら、相当、厳しかったと思います。
私の考えは、甘かったです。

早慶の受験で、心身の力を使い果たしていたからです。


長男の実際のスケジュール。

2月7日、慶應志木1次。
2月10日、慶應義塾1次。
2月11日、慶應志木2次。
2月13日、慶應義塾2次。


早慶附属の学習としては2月9日夜が最終で、2月10日の夜から、都立高校に向けた勉強ができたわけです。

しかし、まず2次試験。
面接だけですが、その対策、練習、重圧は、かなりのもので、次の日に面接を控えている状況では、勉強どころではありませんでした。

また、合格発表を待つ時間というのも、相当な疲労感を感じました。

早慶附属は、2次試験や繰り上げ合格があるので、合否パターンも色々。

これらの精神的負担は想像以上に大きかったです。

しかも、長男は、早稲田系は未受験でしたのに、あの脱力感。。

早稲田も受験していて、かつ連敗が続いていたら、
ダメージが強すぎて、
「さあ、気持ちを切り替えて都立受験」とは、容易にはならなかったでしょう。

そう考えますと、私は、長男の高校受験において、最良の導きができたとは言えません。

どうすればよかったのでしょうか。。


このように我が家の長男の高校受験は、そんな立派なものではありません。


この反省点を、我が子に生かすことは私にはもうできません。。
ですので、このブログを読んでくださっている皆さまのお役に少しでも立てたなら、嬉しく思います。

それぞれの受験があります。

みなさまと、みなさまの大切なご家族の受験生活を陰ながら応援しています。。