早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

附属高校の生活~入学7ヶ月~

11月8日(木)

長男。
自宅でいわゆる暗記物や問題を解くというような勉強をしている気配は、相変わらずありません。

レポートは前日に徹夜し、当日に学校でも作業し、ギリギリに提出しているようです。(T-T)。


附属生と言えども、そろそろ、文理選択の決断をしなければなりません。

医、薬、理工への進学を志望するならば、高校2年での選択科目が違ってくるからです。

迷ったら理系を選んでおくのが通説かもしれませんが、長男は、現時点で、既に文系に傾いているようです。

(やっぱりね。。)

本人が決めた選択なのだから、反対するつもりは到底ありません。

しかし、これは、今の私が一番強く感じる、附属高校のマイナス面のような気もしています。

「理系比率が少ない」こと。

そして、その理由として。

「理系はレポートや学習の量が増え、負担が大きく、留年のリスクが高まること」
「そのリスクや大変さが、大学に入っても続くこと」
「安易な気持ちで理系を選択するべきでないこと」


こういう雰囲気が、どうやら生徒間にあるようです。
附属ならではの情報量の多さが、
いい意味でも悪い意味でも、影響している気がします。

早慶附属高校出身者の理系選択率は 平均2~3割程度、と言われています。
進学状況は明確に公表されておりますから、資料を見ればわかります。

早慶附属に合格できるほどの学力を持つ男子生徒が、進学校に行った場合、理系選択率は、5割は超えるのでないでしょうか。

長男の学校でも、理系能力の高い生徒がとても多いのです。
それでも、昨今のKO附属生一番の人気学部は法学部政治学科らしい。
(医学部は別物として。)

大学での単位取得が容易な学科、なのだという。

そして、理工学部への推薦枠は余るらしいのです。

長男も進学校にいったら、高い確率で理系を選択していたと思います。
それは、早慶附属を狙うにあたって、気になった点でもあります。
国立大学進学の可能性はなくなりますから。


いまの長男。

「留年のリスクをあえて高めたくない。」
「別にこだわりないし~。」

(ふ~ん。。なんかもったいないなぁ。。)

まあ、そもそも、大学受験を回避したかった生徒の集まりですから、あえて茨の道には行きたがらない、というのもあるのかな~。。

かといって、私なんかが、

「理系の方が将来安定しそうで、いいんじゃない~??」

などと、一般論を言ってもムダですし、それが果たして正しいのかもわかりません。

結局のところ、本人に任せるしかない、ということでしょう。。

とりとめのない内容になってしまいましたが、高校の様子が少しでも伝わっていたなら、嬉しく思います。


皆さまと、皆さまの大切なご家族の受験生活を陰ながら応援しています。