早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

附属高校生活~一年半~

2019年9月29日(日)

本日も。

大好きな。
NHK、のど自慢♪♪

みなさん、素敵でした※。.:*:・'°☆。


夫「お母さん(←私)が一番楽しそうだよ、、」

フンッ(-_-)。

今日は若い人が少なかったなぁ、、。

私は若い人が大好き。
中3女の子が、山口百恵さんの歌を歌っていました。
よかったわぁ。。


☆☆☆


さて。

9月末。

今年度も、もう半分。

そして、長男の高校生活も、もう半分。


☆☆


ごく普通に通っています。

相変わらず、多くは話してくれませんが。
満足しているでしょうね。
不満を漏らしたことは、一度もありません。

といいますか、、。
たとえ多少の不満があったとしても、そんなことはとても口に出せない、でしょうね。
特に我が家では。(^-^;。

それをはるかに上回る、恵まれ過ぎている環境。
難しい入試を突破して手に入れたのは確かです。
でも、あらゆる条件が整わないと成立しなかったこと。
欲しいと思って、簡単に手にできるものではないこと。

今までの夫や私の気持ち。

これらのことを、長男は十分にわかっている、と私は思っています。


恩着せがましいことは言っていないつもりですがね。。。


☆☆☆


長男の今の生活は、私から見ると、部活動が中心。
でも、本人にとってはどうでしょう。

平日の8時半~3時は、カリキュラムに従った学習の時間。
でも、その時間を本人がどういう意識で過ごしているのか、私にはほとんどわかりません。。


☆☆☆


「附属生は勉強しない」


はい。。
確かにうちの長男はそうです。
机で「勉強」をしている姿は、ほとんど見ません。
文系を選択したから、なおさら、です。

だって、明確な「目標」がないんですもの。。

学校も「勉強しなさい」なんて言いません。

長男は、「先生が怒る、という概念が学校内にない。」と。
「~しなさい」という命令形も、ほぼない。


☆☆☆


長男の高校について語れるほど、私は多くのことは知りませんが、いままで、何人かの先生のお話を直接聞きました。

校長先生、1年、2年の担任の先生、顧問の先生。


あとは、選択科目の先生による授業内容の資料、三田キャンパスでの講演会内容掲載の冊子、理科の先生による自然報告小誌。
これらにも、先生方のお話が載っています。


それらの話の共通項として、私にとっては意外なことがありました。

附属生の親として、或いは、これから目指す生徒の親として懸念するようなことを、先生方から聞いたことがないのです。

たとえば、

「附属といっても、入ってからも大変。
勉強しないで大学に行けるほど甘くない。」
「いましっかりやらないと、大学で苦労する。」
「大学受験で入ってきた子達に負けてしまうのでは。」

入学したら、時々こんなことを言われるのかな、と勝手に想像していました。

でも、そんな話はなくて。

むしろ、逆、でした。

このような、否定的で脅しのような話はなくて、先生方は、附属校の素晴らしさ、附属生に望むこと、を前向きに話します。

ある、理系の先生。

「実験する、調べる、それを論理的に掘り下げる。レポートを書く。
こういうことは、本来、高校からトレーニングする必要がある、と私は思っている。
進学校は受験があるから、なかなか難しい。
しかし、ここでは、それができます。
それがどれだけ素晴らしいか。

教科書は使いません。独特な授業をしています。大学とのつながりを意識している。」

(私は必死でメモしました笑。)


また、別の理系の先生のお話。(小誌から)

「四季は、その入り口として自然を通した『豊か』な見方を提案するものです。それを豊かにしてくれるものは、ほかの何ものでもなく、意識してそれを見ようとする主体性のある『自分=貴君(あなた)』です。本校を卒業する時、『豊かな』眼が養われていることを心より祈ります。」


ある、語学の先生のお話。(ある冊子より)


「私は、この高校の生徒には、『とりあえず就職に必要なTOEICのための勉強だけしておけ。それ以外は、英語ができるかできないかは、しばらく気にするな、』とアドバイスしている」


校長先生のお話。

毎年2回、三田キャンパスで講演会があります。
慶應OBや大学教授のお話を聞きます。
その後、その内容を掲載した冊子が配られ、そこに載っていた、当日の校長先生のお言葉。(抜粋)

「皆さんのうち、ほとんどの人は、受験せずに大学へ進みます。一般の受験生に比べると非常に時間があるでしょう、今のうちから、自分の将来のことを考えてもらいたい。
一般の学生は大学3年のくらいから考え出します。君らは、それより早く考える機会が、あるいは余裕が得られるということです。」


☆☆☆


学校が期待するこのような附属生の在り方が、実際生徒にどこまで伝わっているか、伝わったとしても、どこまで本人が意識できているか。。

それはもう、本人次第、としかいいようがありませんよねぇ、、。

昨年、司法試験を最年少で合格した方は、慶應大学の一年生。
そのニュースを聞いた時、「内部生だな、」とすぐに思いました。

櫻井翔さんみたいに、あれほどの芸能活動しながらも、優秀な成績で卒業する方も。。


また、
高校で、毎年、留年が危うかったような生徒は、大学行ってもやっぱりそうで、留年する率は高い、とは聞きました。

最近、長男は、いろんなジャンルの本を自分で選んで買って、読んでいるようです。

また、少し前に、司法試験や会計士試験について、チラッと質問してきました。
友人たちの間で、そういう話が出る時があるのでしょう。


どうなりますかねぇ。。


☆☆☆


学校で配布されたらしい、興味深い本が、長男の部屋にありました。

「アカデミック・スキルズ~大学生のための知的技法入門~」。

筆者は慶應義塾大学商学部の教授です。

「大学での学び」とは何か?
ノートの取り方、情報の探し方、レポート、論文の書き方、、。と書いてあります。

ざっと読んでみて。
(16歳でこれを読んでいるなんて。なんて、うらやましい。。。)



☆☆☆


先日、頂いたメッセージで。

「(大学生の上の子が)付属行ったら勉強しなくなるから勧めない、と言っているので、それも気になります。」


どうもありがとうございます。
ですよね、、。
気になりますよね。。

ましてや、優秀なお姉ちゃんの発言ならば、尚更のこと。。

うん、うん、と思わず頷いてしまったのですが、そうそう、男子は、「勉強」とか、「進路」とか、自覚するまでに時間がかかるのですよね。。
そこは、お姉ちゃんにはなかった、男子ワールド、かな。

メッセージを読んで、推薦入試も合っているような気がしました。
お子様が持っている素晴らしい特性を最大限生かして、それが認められて入学したら、きっと、そこは、ご本人がさらに輝ける場所になるのではないでしょうか。。


☆☆☆

他のメッセージでも。

男子に対して。

(「勉強?頑張ってるね!」
「君が勉強してる姿はカッコいいね!ずっと見ていたいわ♪」と褒めるようにしています。)


おお、、いい、お言葉ですねぇ、、。

早速、次男に対して、真似っこさせて頂きます!(^-^)。
ありがとうございます。


入塾してわずかなのにとってもいい成績。
すばらしい才能があるのだと思います。
いるんですよね、そういうお子さん。

長男も、ちょっとですが、近いと思います。
次男は、中学受験で長男以上の時間を費やしても、成績は追いつきませんでした。

親が同じでも、兄弟は違う人間ですからねぇ、。

その才能を生かすべく、なんとか褒めて持ち上げて、昇り調子で受験に向かってほしいですね。

ただ、ヤキモキするんですよねぇ、、このタイプは、、笑。


ご質問のことは、また後程お答えしますね。。


☆☆☆


小学校を高学年から高校受験を目指してがんばってきた、という保護者様。

長いこと、親子で頑張ってきましたね。
このようなブログを心の拠り所にしてくださって、どうもありがとうございます。

サクラが咲くことを、心から祈ってますね。。


☆☆☆

みなさまのお子様への深い愛情が伝わってきます。
ありがとうございます。
私も見習って、がんばりたいと思います。


さて、明日は月末。
しかも9月末。

仕事が忙しいことが、いまから見えています。

逃げるわけにはいかないので、なんとか乗り切らねば。



皆様と、皆様の大切なご家族の笑顔を想像して。。


では、また~。