早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

難関高校への道は小学生から?

7月25日(水)

暑い日が続きます。
実はまだ7月だというのに。。

少し外に出ただけでもどっと疲れてしまいます。


さて。
時々聞かれるのです。

「どんな小学生だったのか」

「小学校高学年で何をしていたか」


中学受験を選択しなかったということは、
高校受験で勝負する、ということでして、

「中学生になってからの勉強で、果たして間に合うのか」

と思う方、多いのではないでしょうか。。


具体的にどこを目指すか、にもよりますね。
「難関高」といっても、その幅は広いですから。


日比谷、西などの公立トップ。
早慶附属。
国立、開成。



上記のような高校を目指すのであれば、
中学生になってから、
「さて、どうしようか」と考えたのでは一般的には遅い、というのが、いまの私の実感です。。


長男の受験が終わって、同級生の進学先を見て、つくづく思ったこと。。


「小学校卒業時の学力や学習意欲が、3年後にそのまま結果として出ている」ということです。


地域にもよるとは思うのですが、
少なくとも長男が卒業した小学校においては、
みんながあっと驚くような逆転劇はありませんでした。



長男の小学校、卒業生100人ほど。

10人ほどが中高一貫校へ。

ご家庭が熱心で経済力がある、そういうお子さんは地元から出てきました。。



さて。
高校受験組。

「よくできる」と言われていた生徒さんたち

日比谷高校合格Aくん

→小学生の時から塾に通う。
 中学は、「勉強熱心」と言われている学区外の公立中にあえて進学。
この時点で意欲が違う、と私は思いました。


青山高校合格Kさん

→小学校の時から、とにかく努力家。
 小6で漢検2級取得。
 スポーツもできて、オールマイティ。
 中学最初の中間テスト、上位一桁。



小山台高校合格
→都立中受験残念組。

竹早高校合格
→小学生の時から、本の虫。
 



「そこそこできる」と言われていた生徒さんたち

いましたよ、たくさん。
スポーツができて、
リーダーシップもあり、明るくて頭の回転も早い。

7~8人に浮かびます。

V模擬偏差値、50〜62位の高校に進学。

でも、「あれ?思ったより伸びなかったな。。」というような生徒さん、いました。
事情もありますし、すっごく余計なお世話ですけど。


まず、私の地域の方々の半数以上は、
「中学入学して、落ち着いたら塾を考えようかな」という感じ。


→最初の中間テストで、実力を思い知る。
 (あれ?上にこんなにたくさんいる。。うちの子ってこの程度だった??)

→学校生活は忙しく、いつになっても落ち着かない。

→中2になったら部活では中心メンバーとなり、ますます忙しくなる。

→中3、さすがに塾が気になる。が、部活の最後の試合がおわるまで待つしかない。

→夏休み。入塾。V模擬で、期待していた偏差値がでない。。

こんなパターンで受験を迎える生徒さんのなんと多いことでしょう。。


しかも、「うちの子、やればできるのに、」といつまでも思っているのです(TT)。。


勉強は中学生になったら、、という考えはいいのですけど、
考えているだけで中学生になっても何も行動を起こさないまま時が流れてしまう。


ましてや、中3部活終わってから猛勉強して、○○に合格しました!という話って、
ごくごくまれです。



小学校卒業時に
「そこそこできる」という程度では、3年後、とても普通の努力では公立トップ校や早慶には届かない。

優秀なお子さんは中学受験で抜けるからって話、
よく聞きます。
確かにそれはあると思います。

私もそうでしたが。
甘かったです。


首都圏にはもっとできる子が山のようにいることを知りました(T_T)。


この子たちは、一体、どこからくるのか。
どんな小学生だったのか。
どうして、高校受験だったのか。
私の方が知りたいくらいでした。

中学受験経験者だったり、帰国子女だったり。

高校受験の優秀層は、私が想像していた以上に、ハイレベル集団でした。。


次回、長男が6年生のときに通っていた塾や学んでいたことについて、書きたいと思います。


それぞれの受験があります。

皆さまを、陰ながら応援しています。