埼玉県私立高校~入学試験~
2019年1月10日(木)
今日は埼玉県内私立中学受験の解禁日。
2年前の今日、次男も受験でした。
次男の受験は、私がすべて付き添いました。
早い朝が、きつかった~。
学校に到着して、私と離れた後も、振り向いて手を振るんです。
見送りながら胸がいっぱいになりました。
(あ~、ここからは助けてあげられないんだな。)
子供が試験を受けている間、体育館など、指定された場所で待っているのですが、その時間がまた辛くて。
長男の高校受験は、すべてにおいて付き添いはしませんでした。
面接の日も、合格発表も。
単に、長男はもう、そういう感じではないので(^^;。
さて。
2018年1月22日(月)
私立高校受験日。
すでに11月の入試相談で、確約はもらっていました。
その際受け取ったメモに確約番号??があり、それを願書に記入しました。
当日の天気予報。
雪。
朝、長男が家を出た時にはまだ降っていませんでした。
無理やり、カイロやタオルを持たせました。
どうか、せめて高校に到着するまで、降りませんように。。
よほどのことがない限り、不合格はないのですが、それでも心配でした。
手がかじかんで、字がうまく書けなかったら。
途中で体調が悪くなったりしたら。
そして、予報通り、昼前から雪が降ってきました。
雪の中、帰ってきた長男。
「意外と簡単だった。ほとんどできた。」
(へぇ~。。そんなもんかなぁ、、。よかったぁ。)
過去問は購入したものの、数学を一回やっただけ。
3日後の合格発表日。
1月25日。
長男が確約でもらっていたコースは、3コースあるうちの一番下でした。
しかし、最終ジャッジは、一番上のコース、準特待合格でした。
手応え通り、試験の得点がとてもよかったのでしょう。
これは大きな自信になったようでした。
長男「道が見えた(^-^)」
この一言を聞いて、私はやっとわかりました。
長男の思い。
早慶附属を狙う=大学受験を回避する、という気持ちでがんばってきた高校受験。
叶わなかった場合、自分は大学受験に対して果たして前向きになれるのだろうか。
本人もかなり不安があったことでしょう。
それが、この合格で、未来が少し見えたのだと思います。
早慶に失敗したら、この学校の上位コースで、同じ志を持つ仲間とともに難関国立大学を目指せばいいのだ、
とりあえずは、そのレールに乗ればいいのだ、と。
長男が受験した高校は、多くの受験生が集まる、いわゆるS高校ではありません。
偏差値表でいえば、その学校のすぐ下にあるK高校です。
送られてきた合格証とともに、高校からのメッセージがありました。
一部抜粋です。
「他の私立高校や公立高校を第一希望としているみなさんは、これからの入試に向かって最後まで全力を尽くしてください。
○○高校は頑張る受験生を応援しています。
それでも結果につながらなかったときは、○○高校へ入学してください。
どの高校より満足できる3年間を送れるよう、私たちも全力を尽くします。」
(まあ。なんて、有難い。。)
塾の先生は、
「埼玉県内の私立高校は、第一志望校が残念だった生徒の受け皿のような存在であることがほとんど。
予備校のよう、などと言われることありますが、そういう役割を担った高校でもあり、それが良さでもある。」
と、お話していました。
私も散々、
「ここでいいのかなぁ」と失礼ながら思っていましたが、最終的には我が家にとっては、心から感謝すべき高校となりました。
評判なんて、関係ない。
進学先を好きになり、信じた者勝ち。
合格と共に、希望や勇気、覚悟ももらいました。
合格って本当に嬉しい。有難い。
模試でいい結果を出すよりも、何よりも。
長男よ。
合格おめでとう。
みなさまの所にも、まもなく「合格」がやってきます。
どのような学校の合格でも、それは、輝かしい努力の結果です。
陰ながら応援しています。。