早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

私立中の次男、公立中の長男

6月26日(火)

次男は今、学校の学習合宿に行っております。
事前に学習計画を自分でたてて自習する形式。
昨年もあったのですが、
友人の勉強のやり方を学んできたりと、なかなか有意義だったようです。

次男は「ワセアカ合宿に比べたら、なんてことない」ようです。

中学2年生になっても、心身共にとても幼く、まるで小学生のような言動が多い次男。
不在だと家の中はとても静か〜。

次男の通う学校は、
中学受験偏差値で見ると、50前半のいわゆる中堅校。第2志望でした。
高校では、公立上位校の併願校として、地位を確立しております。

それでも、「中学からいく意味あるの?」と思う方、いると思います。
夫もいまだに、そう思っているかもしれません。。

入学して1年たった今、本人は、第1志望がどこだったか忘れてしまうくらい現在の学校に馴染み、楽しく通っています。

高い学費を払って、電車に乗ってまで通う私立中学って、どこまでなら許容範囲なのか。

偏差値や大学進学実績を見て、線引きする方も多いと思います。
私も以前はそうでした。

その程度の学校ならば、高校受験で入れる、とか
、公立上位校の方が大学実績がいいじゃないか、とか。

費用対効果を考えてしまいます。

その効果というのは、大学進学先のことなのでしょう。


しかし、そのような考え方は、受験に向けて勉強をがんばる次男の姿をみているうちに、私の場合は変わっていきました。
現在は、次男の進学先にとても満足しています。

これについて話すととても長くなってしまうので、ほどほどにしますが、
学力をつけることは大切である、という同じ価値観をもつ仲間と共に、実力に見合った授業が毎日学校で受けられる喜びや安心感。 
部活動も週に3回と決められています。

(実際には私立も色々問題は生じるのですが)


残念ながら長男の中学校生活にはそのような環境はありませんでした。
公立中学を選んだのですから、文句は言えません。


長男は、次男が学校で使用している数学の教科書をみて、
「こんなに難しいことやってるんだね。」と、驚きと羨望の表情をしました。
このような場面を見たときは、胸がチクリとしたものです。
特に昨年は二人が中学生でしたから。

ごく普通の公立中学から難関高校をめざすためには、環境に流されない強い意志が親子で必要でした。

とくに中3になると、学校内では、学力差も受験への意識の違いも顕著になってきて、ぐっとこらえる場面も増えました。それは長男本人もそうだったと察します。

30年前の私もそうでしたから。
この環境から抜け出したい、そのために勉強して志望校に合格するんだ、
との一心で頑張っていました。


学校は勉強するだけの所ではないことも、十分わかっているのですが。。



本日はこの辺りで失礼します。。