塾面談~中3 夏休み直前~その1~
8月29日 (水)
最近の長男を見て思うこと。
笑顔が増えたな~。。
しかも、こんな表情で笑うのね。。
お風呂からも、明るい歌声が聞こえてきます。
まだ夏休みですが、部活があるため毎日のように学校に行きます。
友人と、先輩と、どんな会話をしてどう過ごしているのでしょうか。
受験期の嵐が過ぎ去って、高校生になって、急速に私の元から離れていく。
共に悩みながら説明会に行ったり、願書を書いたりした日々が、既に懐かしいです。
まさに「嬉しいような、寂しいような」。
こんな日々が来るなんて一年前はとても想像できませんでした。
これを読んでくださっている受験生も、きっとそうではないでしょうか。
中3夏休み直前の塾の面談についてです。
書きたいと思いながらもタイミングがずれて、今になってしまいました。
塾面談は長男、次男合わせて何度もありましたが、この時の面談は、忘れもしません。
完全ノックアウト(TT)。
私は、また涙、涙。(どんだけ。。)
まず、先生3人、対、私1人。
長男についての面談、話題の中心はいつも同じ。
「とにかく勉強量が足りない」
悩みはこれに尽きるんです。。
中1から、ずっと。中2からは、さらに。
私「先生、もうここがギリギリだと思ってます。ここから(夏休み)頑張れたら、なんとか間に合うのでは、、と私は思っています。。親の欲目ですけど、すみません。」
先生「そうですね、私たちも、そう思っています。
長男くんなら、できます。いいもの、もってるんです。授業中はいつも真剣にやってます。」
(いつもの会話。。)
私「高校なんてどこでもいい、とか、いまだに言う時あります。でも、本当は早慶に行きたいんです。言えないだけで。」
先生「はい。こちらもわかっています。空いた時間はとにかく塾に来るよう、促します。」
私「やはり、英語ですよね。。」
先生「そうですねぇ。」
だいたい、こんな感じ。
2人の先生とは、もう5年目のお付き合い。
次男の受験でも散々お世話になりました。
何度も電話して相談して、先生にとって私は、相当厄介な疲れる親でしょう。。
先生「ちょっと本人を呼んできていいでしょうか?」
(自習室にいた長男を呼びに行く)
長男
(無表情で入ってきて、先生に案内され、私側に座る。一つ空けて。が、体を斜めにして外側を向く。私とも先生方とも、目を合わせない)
先生(数学の若いイケメン先生)
「○○、早慶めざして、一緒にがんばっていこうよ」
長男 「・・・。」
先生「水曜日はどうしてる?塾に来ないか??もう夏休みだけど。9月から。」
(長男、水曜は唯一のフリーの日なのです。)
長男「・・・・・。ムリ。」
先生「何時だったら来られる?」
長男「・・・・・。ムリ。」
先生(国語)「目指したいんだよね?」
長男「・・・・。」
何度か問答がありましたが、始終こんな感じ。
長男は先生方と目を合わせず、机に肘をついて、そっぽを向いている。
まともに返事をしない。
しまいには、4脚のイスを2脚にして、揺らし始めました。。
(ひどい。。なんで。。一体何が不満なのだろうか。)
私は怒りと悲しみで爆発しそうでした。
手を挙げてしまいそうでした。
先生は黙っています。
ここは私の出番なのか。。
頭の中はぐるぐる回っていました。
私「先生がここまで言ってくれているのに。。どうして??本当にどこでもいいの?たとえここで勉強をやめても、あなたなら、そこそこいい高校に入れると思う。でも、それでいいの?」
長男「・・・・」
私「・・・。先生、本当にすみません。。もう、今日の面談は、、ここまでで、、。失礼させてください。すみません。本当に、、。申し訳ございません。いつもありがとうございます。。また連絡させてください。。」
私の声は震えていて、最後は、途切れ、途切れ。
涙声。いまにも涙がこぼれそう。
その様子は、先生方、長男にも伝わっていたと思います。
面談はここで終了となりました。
長男はその後も自習、授業がありましたので、私だけ退散しました。
情けなくて、悲しくて、わからなくて、申し訳なくて。
涙がポロポロ。。
帰りの車の中でも。家に帰ってからも。
先生方だって、怒鳴りたかったかもしれません。
よく我慢してくださったな、と申し訳ない気持ちで一杯でした。。
今こうして冷静に思い出すと、これが高校受験の難しさなのだと、思います。
受験期と思春期が重なって、おそらく本人もコントロール不能なのでしょう。
どうにもならない何かがあったのでしょう。
苦しかったです。息子たちの受験。
本日はこの辺りで。。
それぞれの受験があります。
みなさまを陰ながら応援しています。。