早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

塾面談~中3 夏休み直前~その1~

8月29日 (水)

最近の長男を見て思うこと。

笑顔が増えたな~。。
しかも、こんな表情で笑うのね。。

お風呂からも、明るい歌声が聞こえてきます。

まだ夏休みですが、部活があるため毎日のように学校に行きます。
友人と、先輩と、どんな会話をしてどう過ごしているのでしょうか。

受験期の嵐が過ぎ去って、高校生になって、急速に私の元から離れていく。

共に悩みながら説明会に行ったり、願書を書いたりした日々が、既に懐かしいです。

まさに「嬉しいような、寂しいような」。


こんな日々が来るなんて一年前はとても想像できませんでした。

これを読んでくださっている受験生も、きっとそうではないでしょうか。


中3夏休み直前の塾の面談についてです。
書きたいと思いながらもタイミングがずれて、今になってしまいました。

塾面談は長男、次男合わせて何度もありましたが、この時の面談は、忘れもしません。

完全ノックアウト(TT)。
私は、また涙、涙。(どんだけ。。)


まず、先生3人、対、私1人。
長男についての面談、話題の中心はいつも同じ。

「とにかく勉強量が足りない」

悩みはこれに尽きるんです。。
中1から、ずっと。中2からは、さらに。


私「先生、もうここがギリギリだと思ってます。ここから(夏休み)頑張れたら、なんとか間に合うのでは、、と私は思っています。。親の欲目ですけど、すみません。」

先生「そうですね、私たちも、そう思っています。
長男くんなら、できます。いいもの、もってるんです。授業中はいつも真剣にやってます。」

(いつもの会話。。)

私「高校なんてどこでもいい、とか、いまだに言う時あります。でも、本当は早慶に行きたいんです。言えないだけで。」

先生「はい。こちらもわかっています。空いた時間はとにかく塾に来るよう、促します。」

私「やはり、英語ですよね。。」

先生「そうですねぇ。」


だいたい、こんな感じ。

2人の先生とは、もう5年目のお付き合い。
次男の受験でも散々お世話になりました。
何度も電話して相談して、先生にとって私は、相当厄介な疲れる親でしょう。。


先生「ちょっと本人を呼んできていいでしょうか?」

(自習室にいた長男を呼びに行く)


長男
(無表情で入ってきて、先生に案内され、私側に座る。一つ空けて。が、体を斜めにして外側を向く。私とも先生方とも、目を合わせない)


先生(数学の若いイケメン先生)
「○○、早慶めざして、一緒にがんばっていこうよ」

長男 「・・・。」


先生「水曜日はどうしてる?塾に来ないか??もう夏休みだけど。9月から。」

(長男、水曜は唯一のフリーの日なのです。)

長男「・・・・・。ムリ。」

先生「何時だったら来られる?」

長男「・・・・・。ムリ。」

先生(国語)「目指したいんだよね?」

長男「・・・・。」


何度か問答がありましたが、始終こんな感じ。

長男は先生方と目を合わせず、机に肘をついて、そっぽを向いている。
まともに返事をしない。
しまいには、4脚のイスを2脚にして、揺らし始めました。。


(ひどい。。なんで。。一体何が不満なのだろうか。)


私は怒りと悲しみで爆発しそうでした。
手を挙げてしまいそうでした。

先生は黙っています。
ここは私の出番なのか。。
頭の中はぐるぐる回っていました。


私「先生がここまで言ってくれているのに。。どうして??本当にどこでもいいの?たとえここで勉強をやめても、あなたなら、そこそこいい高校に入れると思う。でも、それでいいの?」

長男「・・・・」


私「・・・。先生、本当にすみません。。もう、今日の面談は、、ここまでで、、。失礼させてください。すみません。本当に、、。申し訳ございません。いつもありがとうございます。。また連絡させてください。。」


私の声は震えていて、最後は、途切れ、途切れ。
涙声。いまにも涙がこぼれそう。
その様子は、先生方、長男にも伝わっていたと思います。

面談はここで終了となりました。

長男はその後も自習、授業がありましたので、私だけ退散しました。

情けなくて、悲しくて、わからなくて、申し訳なくて。
涙がポロポロ。。
帰りの車の中でも。家に帰ってからも。

先生方だって、怒鳴りたかったかもしれません。
よく我慢してくださったな、と申し訳ない気持ちで一杯でした。。

今こうして冷静に思い出すと、これが高校受験の難しさなのだと、思います。

受験期と思春期が重なって、おそらく本人もコントロール不能なのでしょう。
どうにもならない何かがあったのでしょう。


苦しかったです。息子たちの受験。


本日はこの辺りで。。

それぞれの受験があります。

みなさまを陰ながら応援しています。。