早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

都立自校作成校の合格率~その2~

8月13日(月)

お盆です。

家庭も世間もお休みモード。
勉強合宿から帰ってきた息子たちは、心身の疲労もピークで、異次元な世界から抜け出せずにいました。

それはそうでしょうねぇ。

しかし、私は焦ります。
学校の宿題も気になる頃ですよ。。

夏期講習の後半が始まるまでが、貴重な時間なのに。。
でも、脱力した息子たちを見ると、これはとても無理だな、と思いました。ずっと全力投球はできません。

そして私は心の中でハードルをまた一段下げます。
元気に夏期講習の後半戦を迎えることこそ、大切!と(^^;

いつになっても学習は思い通りに進まないのですが、ガマン、ガマン。



話は全く変わりますが、
昨日は8月12日でした。
胸が締め付けられるようなこの日。
忘れたことはありません。。

あの航空機事故から33年だそうです。

はっきりと、覚えています。
あの日の夜、父が電話越しに私に言った言葉を。
「大変なことが起こったよ。。」


その日私は、友人と少し遅くまで外出しておりました。
理由は忘れましたが、公衆電話から自宅に電話した時のことです。


今思えば当時の私はまだまだ幼く、精神的にも未熟でした。
テレビで事故を確認してからも、
父の「大変なこと」の真の意味がわかりませんでした。

この事故のこと、これからも忘れずにいたいと思います。。


さてさて。



都立自校作成校の合格率について。
続きです。

我が家がある地域性から、どうしても曰比谷、戸山の話になってしまいます。。

西地区には、西、国立高校がありますね。


長男の都立高校合格の可能性。
どのデータを信じたらいいのかわからずに、出願校について私は直前まで悩んでおりました。

本人が決めるべきなのでしょうが、肝心の本人は、「どこでもいい」と。
早慶への思いが強いわけですから。。
真剣に話し合う時間はあまり取れませんでした。


学校の先生には、戸山高校内申点が足りてないからスタートラインにも立っていない、と言われました。
曰比谷高校なんてとんでもない、その雰囲気から名前を出すことすらできませんでした。


塾では、4月の時点では曰比谷60%、戸山100%と言われていたのに、冬には「どちらも、厳しいかな~」に変わりました。
しかし、それは内申点からなんとなく推測して、さらっと言っているだけのような気もしました。

そこでもう少し踏み込んで聞けばよかったのですが、 
先生に「こちらも早慶に向けて全力でやっていきます!」
と言われ、なんとなく引いてしまいました。



そして。。

私がやっと信じることができた材料は、過去問の点数でした。
2月半ば、私立高校入試が終了し、自校作成校の過去問を塾で集中的に解き始めた時です。

遅すぎました(*_*)。


以下が点数。

3科は過去問の得点

理科社会は、V模擬3回、到達度テスト3回、の平均値を出してみました。
学校の授業中にも過去問演習は数回やっていたようです。(後から知りましたので、点数は不明)



国語・・70~75
英語・・80~85
数学・・85~90
理科・・80
社会・・70


合計385~400点

これが、学力検査で得点出来ると予想される点数の範囲。

この点数を換算。
×700/500します。 すると、

539~560点。

こちらに内申換算得点249をプラスしますと、

788~809点。

これが長男が得点できると予想できる総合得点。


私が敬愛するブログ記事によりますと、
30年度の曰比谷高校の合格ラインはどうやら780点くらいだったと推定されるらしい。


なんと。

曰比谷高校合格ラインに届いていた??


まあ、これはとてもとても甘い考えです(^^;。。
あくまでも過去問ですし、昨年度入試は完全自校作成に戻りましたから、難易度は上がっております。

また、長男が解いたのは曰比谷、戸山、青山のミックス。

過去問を解いたのは、早慶から合格も頂き、リラックスした状態のとき。

本番の状況とは全く違いますし、合格できたか、となると、別です。


ただ、この過去問3科目の点数は、塾の先生から聞いて大変驚いてしまいました。。しばらくは信じられませんでした。

これは早慶を目指す学習で磨いた学力の結果なのだと私は解釈しました。

数学は、得意科目ということもありますが、
「わからない問題はほぼない、時間が余る時もあった」というのです。
苦手な英語は、長文が楽にスラスラよめる、と。


とくに都立の数学は、共学であるからか、平均点がとても低い。
これは長男にとっては有利に働きます。

数学で平均を30~40点上回る。
英語で平均を10点は上回る。


これで、平均を下回る内申点と理社をカバーできる、という計算となりました。

理社が、コンスタントにそこそこ得点出来ていた状況も大きいと思います。
曰比谷高校でも理社の平均点は90点は超えませんから致命的な差がつかない、ということでしょうか。


もし昨年の私のような悩みを抱えている方がいらしたら、今後都立の過去問をやる機会があったときには点数を報告するようお子様に伝えて、計算してみてはいかがでしょうか。

都立第一志望の方は当たり前の行為なのかもしれませんが、私立志望だと、なかなか気も手も回らないものです。

11月~1月にも、校舎の授業で都立過去問を何回かやっていたようなのですが、私はそれにあまり気がつかず、一人で悶々と悩んでいたわけです。

「都立ってそこまで難しくない」とは、言ってはいましたが、具体的に何点とれていたのか、知らなかったのです。。


無知って、おそろしいです。。(*_*)。


都立高校合格者平均点は各ホームページにはのっておりませんので、塾や説明会で確認することになるのですが。(おそらく。。)


私「お母さん、驚いた~。自校作成の過去問って、こんなにとれるもの??」

長男「まあ、都立だから。。」


あくまでも過去問であって、
合格できるかどうかは、また別ですが。


早慶附属をめざす学習の難易度は、とてつもなく高い。

それに向き合って頑張ってる受験生を、誇りに思って誉めてあげてください。
大丈夫です、力は確実についていますよ。

偉そうですみません。

苦しかった息子たちの受験。

たかが受験、されど受験。。



どこかに住む、どなたかを陰ながら応援しています。。