早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

内申について思うこと~早慶附属の調査書~

また、週末がやってきました。
長男の卒業した中学は、本日運動会のようです。
昨年は、「あ~、やっとおわる~。このあと少し勉強に集中できるようになるかな~」
と思ったものです。

体育の課題として、「運動会についての感想文」
が出ていました。
A4一枚のものなのですが、ABCの評価がつきます。成績にも当然加味されます。
長男は、そこそこ文章力もありますし、
私が見る限りは、まあまあの出来でした。
後になって、ゴミ箱の中から出てきて、こっそり読んだのですが。
B+と赤ペンで書いてありました。

どのようなことを書いたら、Aになるのか。
疑問でした。
私が生徒だったら、先生に聞きに行くかもしれません。
でも長男は、そんなことするはずもなく、
あっさり流しているようでした。

内申点がさほど影響しない学校を志望する我が家でも、内申制度には何度も心が揺さぶられました。

都立高校志望者は、相当なプレッシャーがかかることでしょう。

一方で、内申点をとることが得意な生徒にとっては、この制度は有り難いものになってると思います。

内申制度というのは、賛否両論です。
私は、賛成でも否定でもありません。
現実としてその制度があるのなら、とりあえず受け入れて、なんとかするしかありません。
オール5がとれて偏差値も高い、生徒会長をやり、部活も部長。
たまにいます、そんな出来杉くん。
でも、我が子は到底そんな子ではない、
あるはずもありません、私の子なのですから。

要は、どこで勝負するか、だと思います。

長男は、定期テスト内申点よりは、
偏差値がとれているタイプ。
そして、早慶を、めざしているのですから、
方向性としては合っているわけです。

それなのに併願校のことを考えると、
欲が出てしまい
長男に「内申点がもうちょっととれていたらね~」と度々言っていました。

いま、考えると、これはダメ母でした。

途中から「実力は十分あるよ。そっちで、勝負しよう」という、言い方に変えていました。

首都圏の高校入試は、多様です。
とくに併願制度は複雑です。
内申点で確約をだす学校もあれば、
模試偏差値重視の学校もあります。
どちらかいい方をとれる学校も。

公にされている情報だけでは、見えないことも
ありました。

長男の学校の担任の先生は、埼玉県私立高校の併願確約は模擬試験の偏差値でとれることを、
知ませんでした。。7月の3者面談の時のことです。
若い先生でしたし、都内ですから仕方がなかったのかもしれませんが。

話が、それてしまいましたが、早慶入試における調査書のことを少し。
願書を取り寄せた秋に、初めて知ったことがありました。
調査書に、1年~3年までの、3年間分の9教科5段階評価を書く表があったのです。
長男は2年生のときは、サボりすぎて3が一番多い成績でしたから、一瞬青ざめましたね。。
しかも、うちは4校分の願書があったのですが、
すべての学校がそうでした。

ただ、そのうち3校は合計欄がなかったので、
噂通り、参考程度なのかな、とは感じました。
たとえば、極端な話ですが、
入試の英語で高得点の生徒の内申点が2だったら、「ん??」て普通は思いますよね。
ほぼあり得ないこととは思いますが。
1とか2があったら、面接で聞かれてしまうとか、あるのでしょうか。


これは勝手な憶測ですので、
さらっと、聞き流してくださいね。

長男の最終内申は40前後。
3年生の時は5が多かったので、
調査書をぱっと見た感じでは、
不利にはならないかな、と思いました。

「2だけはとらないようにする」と割り切っているという、友人もいました。
定期テスト前日でさえも塾の宿題を頑張り、
テスト勉強は当日だったらしいです。
そんな話を後から聞いて、それはそれで、
腹をくくった作戦だな~、と思いました。
その友人も、合格しました。

それぞれの受験があります。
受験生親子、陰ながら応援してしています。