日比谷高校か早慶附属高校か~その④~
こんにちわ。
今日もこのブログに来てくださり、ありがとうございます。
中2次男、中間テスト真っ最中。
朝、パンをかじりながら、社会の暗記やってました~。
そうそう、こんな姿が見たかったのよ、母は。
最後まで粘ってがんばれ~。
さて、長男、中3になった頃には、第一志望は早慶附属と決めていました。
しかし、その思いを夫に言うことはなかなかできませんでした。私も長男も。
夫は、国立大理系出身の研究職。
親戚も夫側は、ほとんどが国立大出身。
慶應だろうが、早稲田だろうが、夫にとってはそれは「私立」なのだそうです。
ましてや附属なんてあり得ない、のです。
夫がそういう価値観をもっていることは、
結婚当初からわかっていました。
私は公立高校から指定校推薦でgmarch文系。
子供が女子だったら、状況は違っていたように思います。
長男「お父さんに何を言っても無駄」
私「大丈夫だよ、お母さんがうまくやるから」
こんな会話をしていました。
息子の望むことはかなえてあげたい。
相手が夫でも、そこは母として譲れませんでした。
最初はチラチラと小出しにしました。
長男の友人の志望校の話をしたり、
ワセアカのチラシを冷蔵庫に貼ったりして。
夫は、あくまで日比谷高校の併願校と思っていたことでしょう。
中3の夏休み開けた頃でしょうか。
「本人の受けたいところはすべて受けさせる。
私は、どんな学校でも反対はできない。反対する理由もない。
何か意見があるなら、長男と直接話し合って」
といいました。
夫は黙っていました。
秋になって、ある学校の説明会に
思いきって夫も連れていきました。
どう感じたかは、わかりません。
ただ、ものすごい人の多さと、会場の雰囲気から、
早慶ブランド力の強さは感じたと思います。
そのあと、
早慶が第一志望であることを伝えました。
全く遅いですよね。
夫は黙っていました。
結局、成績や志望校のことを、夫と長男が二人で話すことは、最後までありませんでした。
我が子だからこそ、期待してしまう。
自分の理想にあてはめたくなってしまう。
それでも我が子は、親とは別の人生を歩んでいく別の人間。
夫も受け入れるまでに時間がかかったと思います。
それでも、第一志望に合格した時は、
とても喜んでいました。
長男もほっとしたことでしょう。
これは我が家のケースです。
受験生親子を陰ながら応援しています。