早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

早稲田大学本庄高等学校

9月29日(土)


9月も終わりますねぇ。
受験勉強、どうでしょうか。

我が家の長男、昨年の今ごろは、まだのんびりしていました。(私にはそう見えました。。)

イライラしましたね~。


さて。早稲田本庄。

とても素敵な学校でしたが、長男は受験しませんでした。。

端的に言うならば、夫の賛成が得られなかったのです。

「高校生が新幹線なんて、あり得ない」
「そこまでして、行く必要性を感じない」
「大学受験すればいい」


受験を提案した時に、とても驚かれ、そう言われました。。

いま思えば、そのような意見はごもっとも、です。
私も頭の隅ではわかっておりました。

夏休み前までは、私も長男も全く考えていなかったのですから。

早稲田本庄を地図で見ると、果てしなく遠い。
ほぼ群馬県
月に6万の交通費。さすがに高すぎて、出せない、と。
出せたとしても、我が家の状況からして、やはり分不相応。不自然でしょう。


しかし塾の先生に、
「一番、合格しやすいのはどこですか?」と聞いた時
「早稲田本庄ですかねぇ、、」と言われ、
私の気持ちが大きく揺れてしまいました。

予備校なし、浪人リスクなしで早稲田大学に行けるのなら、と。
私が仕事を増やせばいいのかな、とか。

そして、夫が反対しているにもかかわらず、
「もし途中で気が変わったら」と思い、
私は勝手に準備を進めてしまいました。


長男は学校の魅力を知って、受験したい気持ちを持ちつつも、ここまでして進学していいものか、父親の反対を押しきってまで得たいものなのか、すっきりしない気持ちがあったようです。

次男もいますから。


そして。


冬休みに、受験をとりやめることを決めました。

中学校には調査書を依頼しており、年明けには頂きましたが、事情をお話してお詫びし、お返ししました。
担任の先生は、特に気を悪くした様子もなく、快く受け止めてくださり、安心しました。


夫の反対を受けた時点で、きっぱり諦めるべきだったと思います。


これは、私の失態です。。

恋は盲目。
ではなくて、、母は盲目。。(*_*)。
またやってしまいました。。


我が家にもっと経済力があって、夫が国立思考でなくて、長男が一人っ子だったら、違っていたのかな~。
意味のない、たられば、です。


これは、我が家のケースです。

ご家庭によって、それぞれだと思います。


皆さまを陰ながら応援しています。

説明会~早稲田大学本庄高等学校~

9月27日(木)

昨年のことです。ご注意ください。

2017年9月30日(土) 15時20分。

早稲田大学本庄高等学院の学校説明会に出席しました。今回は、私と長男、二人。

こちらの学校説明会は予約制。
新幹線 も念のため事前に手配しました。

新幹線はもちろん、快適~(^-^)。
なんのストレスもなく、本庄早稲田駅に到着。
周りの方々の流れに乗って、学校に向かいました。


学校敷地内に入って、会場に近づくと長い列。
案内係の在校生の姿。
(うわっ、女子がいる~。。(^^;))


そして説明会。

その時のメモを紛失してしまい、だいぶ忘れてしまって。
記憶、印象に残っていることを少しだけ。


まず、早稲田学院と同じく、早稲田大学校歌。
(やっぱり、都の西北はかっこいいな~。)

先生のお話。

通学について。
「我が校の弱点はやはり距離でしょう。
しかし、安心してください。
5人に一人が新幹線通学です。
それを考慮して始業は9時10分。東京駅8時4分の新幹線に乗れば間に合います。」

私(ほほ~、、なるほど~。)


そして、在校生のお話。
帰国子女で両親は現在も海外にいるため、自分は寮に入っている、と言う男子生徒。
多様な背景をもつ友人に囲まれて、充実した日々を送っているよう。
お話は上手だし、どこかゆとりがあり、さわやかで
、まるで大学生。

自然豊かで広大なキャンパス、自由で明るい雰囲気。
卒業後は早稲田大学へ。
ほ~、、世の中に、こんなうらやましい高校があったのですねぇ。
なんて、恵まれた高校生活なのでしょう。


そして、共学。。
案内係の女子は、応援団チアリーダーでしょうか。

ポニーテールに明るい笑顔、お揃いのシャツ。
テキパキと動いて、しかも、み~んな、異常にカワイイのですよ。
思わず見つめちゃいました。。

知り合いの生徒さんの第一志望が、いつの間にか慶應から早稲田本庄に変わっていて。
それを聞いた長男が、
「女子じゃん?」って言ったのには、驚きました。。

(本庄には女子がいるからね、、という意味です)


ほ~。
早慶附属をめざす中3男子たち。
3年間くらいの男子校生活には抵抗ないだろう、と40代母は勝手に思っていました。
が、どうやらそうでもないらしい。。

ましてやあの、本庄のチアガール達のキラキラな姿を見たらねぇ。

思えば、私自身も15の時は「共学に行きたい」と思っていました。

とても素敵な学校でした。。


しかし、、以前お話したように、長男は受験に至りませんでした。。

本日はこの辺りで。

それぞれの受験があります。

皆さまを陰ながら応援しています。。

知識の突貫工事~その1~

9月24日(月)

2学期制の中学校は、前期期末テストが終了、結果も出て、一段落した頃でしょうか。

定期テスト結果を見せるよう、私の方から要求することは、中1後半くらいから、ほぼなくなりました。
「どうだったのか」聞きたい気持ちはありましたが、やめておりました。

親のコメントを書いて提出する用紙がありましたけれど、大抵が提出日の朝の登校間際になって、「早く、早く」と、急かされ、よく見ることもできずに一言書き、渡していました。(長男の作戦??)


さて。


何度かお話してますが、英単語、英熟語、漢字。

長男は9月の定期テストが終わった次の日(9/20頃)から、これらの学習の突貫工事に入りました。

期間は3か月。冬期講習前まで。

一般的に考えたら、遅いです。。
「えっ?この時期から?いまさら??」かもしれません。

しかし、長男は、これらの知識量が、本当に少なかったのです。
早慶附属をめざしている生徒としては。


英熟語。
ワセアカでは中2から、英熟語が始まります。
が、ほとんど手をつけず塾に行き、確認テストはいつもクラス最下位。

漢字も、塾では同じく劣等生。
漢検は小6の時の5級でとまっていて、それ以上の級は受験しておりません。。(T-T)

中3の模試で、正当率の高い「忠告」「朗らか」を落としたのを見た時に、その深刻さに気がつきました*1


これらの知識の学習。
夏休みに挫折してから、考えていました。
どうすべきか。。
思い切ってやるべきか。放っておくべきか。


やるならば、9月の修学旅行、定期テストが終了してから、冬季講習に入るまでの3ヵ月。
さすがにもう、ここがラストチャンスだと思いました。


模試結果、過去問を分析して、やはり必要であると私は考えました。

その分析結果、計画、提案などを、私の方から長男にタイミングを見て話をしました。

一緒に頑張ろう、と。
題して、大プロジェクト。突貫工事です。


正確には75日間でした。

冬期講習まで、95日。
(うわっ、、もうこれしかない)

必勝コース授業の前日と、11月の定期テスト期間、あとは予備日2~3日を差し引いて、75日となりました。

夜の11時~12時半まで。

結果。
長男は、私の提案を受け入れ、ほぼ計画通り、やり遂げました。
がんばったと思います。

私は、一緒に勉強する、というよりは、軽食やお茶を用意しながら見守り、暗記スケジュールを管理しました。


この話を聞いてしまうと、焦ってしまう方がいるかもしれませんが、長男の知識の取りこぼしは、前述したように、本当に、ひどかったのです。。

もっと早く、せめて夏休みまでこれをやるべき、とは思います。

しかし、ここまで迫ってきたからこそ、長男に覚悟ができて、やり遂げることができた気もします。


果たして、この時期にこの勉強を取り入れることは、正しかったのでしょうか。

費やした時間。

ざっと。1時間半×75日間=112.5時間



最近、長男に軽く聞いてみました。

私「あれって、効果あったかな~?」

長男「そんなこと、わからないよ~」

「お母さん、まだそんなこと考えてるの?フッ笑」


(真剣に考えて答えてない。。)

(そうだよねぇ、。受験が終わって半年以上経っている、本人はもう前を向いているのです、過去を振り返っているのは私だけです。。)


本日はこの辺りで失礼します。。

つづきは次回に。。

皆さまを陰ながら応援しています。。

*1:T_T

説明会~2017年早稲田大学高等学院~

9月22日(土)

昨日は寒いくらいでした。。

いよいよ、秋ですね~。

夏好きの私としては、寂しいような。。

私の高校受験。
第一志望の埼玉県立高校の国語入試問題で、最後の作文のお題、「私の好きな季節」でした。。
(同級生の方がいらしたら、歳がわかりますね(-_-;)

瞬時に、「夏」に決めて書きましたね。

こんなこと覚えているの、何人いるかな~??

この学校への思いが強すぎました。
いま考えると、あの思い込みは、なんとも恐ろしい((( ;゚Д゚)))



さて。

昨年。
2017年9月23日(祝)14時。
早稲田大学高等学院の説明会に参加しました。
長男、夫、私の3人。

今年2018年は、時間が違っているようですね。。
ご注意ください。。

早慶附属説明会は、我が家はこの日が初めて。
恐る恐る夫を誘ってみました。。
夫は、基本的にお出かけや外食が好きなので、まあ、ここは意外とすんなりOK。ほっ。

この時点では、夫は、「早慶は日比谷の併願」くらいに思っていたのでは。

長男の早慶受験。
国立信者の夫を、ウンと言わせることが、私に課せられた最大のミッションでありました。
それはそれはもう、慎重に、戦略的に、すこ~しずつ。。


この日の午前中は長男は駿台模試がありました。
終了予定時刻に待ち合わせて、急いで目的地へ。

長男は学ラン。

私「私服でいいんじゃない??高校もそうだし」

長男「中学では、高校説明会は制服って言われてるから。。」

(まあねぇ、、。高校から一部始終見られている、とか中学校の先生が脅すようです~。。)

我が家が見た早慶附属に関しては、そのような心配はやはり必要なかったな~と。。(^_^;)

駅から学院までの間に、塾チラシ、受けとりました。自己推薦対策の塾でした。

学校に入って、講堂の手前でパンフレットを頂く。
オリジナルのクリアファイルつき(^-^)。
3人バラバラにはなりましたが、なんとか座ることができました。

見渡すと、ご家族3代でいらしている方もいる。。お~。


そして、、。
早稲田大学校歌。

「み~、や、こ、の西北~、、、、」


ひゃあ、、。
生で聞くと迫力ある~、、、。
かっこいい~。

学校紹介ビデオや先生のお話。

「早稲田マン」というフレーズが印象的でした。

在校生も、とてもいい表情をしていて、素敵でした。。


純粋に、素直に、「ワセダ、やっぱり、かっこいい!!」

一番聞きたい入試問題に関することは、やはりナシ。


説明会終了後、願書と学名入りのシャープペン(100円)を記念に購入。
すんなり買えました。

長男は昼食抜きだったため、高田馬場で中華料理店に入りました。
早稲田大学を中心とした、あの街の雰囲気がまたいいですよねぇ、、活気があって。

私「いや~、すごい人だったね~。
早稲田って、やっぱりかっこいいね~(^-^)。」

夫「・・・。大学のキャンパスはいいよな。」

(おっ、珍しく私大を誉めた。)

長男「・・・・」

(黙々とラーメンを食べる)


何も言わない長男に、感想を聞くことはしませんでした。
そっとしておきました。



早稲田大学
私の高校の男子は、みんな憧れていました。。
私も大学生の頃、学園祭に行ったな~。
すべてが輝いて見えて、素晴らしかったなぁ。。

今年の説明会はどんな感じでしょうね。。


願書を手にすると、緊張感が高まってきました。

5か月後にはすべての結果が出ている。
ふ~。

神様。。どうかお願いします。。



それぞれの受験があります。

皆さまを陰ながら応援しています。

早稲田?慶應?

9月19日(水)

前回の記事で、都立高校の学校説明会には参加していない旨を書きました。

厳密に言うならば、ワセアカ主催の合同説明会に一人で参加しておりました。

うっかり失念しておりまして、失礼しました。。

日比谷高校については、長男が中1か中2の頃に、戸山、青山については中3の6月頃の平日に行きました。
映像による紹介、校長先生のお話があり、パンフレットも頂きました。

それだけでも、なんとなく雰囲気はわかりました。

長男に行ってほしかったのですけどね~。
時間がなかった、というのは、半分言い訳かもしれませんね。

現代の首都圏の子供たちは忙しいです。。
私の高校受験は、「第一志望の公立がダメだったら、はい、あなたは、この私立ね」みたいに、だいたい決まっていましたから。。

説明会なんか、おそらくなかったのでは。。


さて。

4校の早慶附属の説明会に参加して。


この時の正直な気持ち。

(私)「もう、どこでもいい。。どこも魅力的。。」

おそらく、長男も。かな~。


早稲田か、慶應か。

ここ最近は、一般的には慶應に軍配が上がっているようですが、私は、あまり気にしませんでした。
さすがにそこは本人が決めることですし、
長男が望んだ方に進学するのが一番いいと思っておりました。

何より、そんな贅沢はいえません。
合格をくださった学校に感謝の気持ちを持って進学しよう、させよう、そう考えていました。


「もう、、どこも魅力的。」

「すごい人。。早慶ブランド力って、これ?」

「みんな真剣。本気。どうしたら、合格できるのだろうか、、。」

「神様。。お願いします。どこかに入れてください。。」



それにしても、各学校のあの、誇りと自信に満ちた明るい雰囲気。
やはり早慶附属ならでは、なのでしょうか。

まあ、だいたい説明会というのは、いい面しか見えませんけどね。。


長男は結果として、慶應附属に落ち着きましたが、運と縁でそこに辿り着いただけです。

長男の受験は、早稲田系は未受験で終了しました。

私は、長男には早稲田大学の雰囲気の方が合っているのではないか、と密かに考えていました。
日程が重ならなければ、あのアカデミックな大隈講堂をもう一度見上げながらキャンパスに入り、早稲田学院の入試に挑み、長男に自分の気持ちを再確認してほしかった、とも思いました。

それを口に出すことはしませんでした。

受験直前になって、長男から「慶應の方がいいかな」という発言が、ポツっとありました。
どういう理由かは、わかりませんでしたが、親が焦らなくても、こういう瞬間は来るものなのか、と思いました。


いつも何となく中途半端ですが、本日はこの辺りで失礼します。。


受験にはそれぞれのドラマがあると思います。

皆さまを陰ながら応援しています。。

学校説明会~早慶附属高校~

9月17日(祝)

学校説明会、文化祭の時期ですね~。

いよいよ。。


とりあえず、昨年の我が家のスケジュールをお伝えします。。

くれぐれも、今年の日程は、各自ご確認ください。

※注【いずれも昨年度(2017年)です】

2017年9月23日(祝) 早稲田大学高等学院
午後。駿台模試の後。


2017年9月30日(土) 早稲田大学本庄高等学院
要予約。15時20分~。


2017年10月28日(土) 慶應義塾高等学校
文化祭における生徒主催の説明会に参加。
スケジュール等は、文化祭ホームページに載っておりました。

生徒さんの雰囲気もよくわかりましたし、入試や面接の体験談も話してくださり、とてもよかったです。

慶應義塾の学校主催の説明会は、参加しませんでした。
一回目は中学校の登校日だったこと、2回目は文化祭での説明会で満足したため、です。


2017年11月3日(祝) 慶應義塾志木高等学校
12時半~。
早めに行ったつもりでしたが、立ち見。


早稲田実業は、行きませんでした。
日程が合わなかったのです。

受験の可能性が高ければ、何とかして参加していたと思うのですが、大変だからもういいか~、という雰囲気で。

よほどの拒否感がない限り、慶應義塾かな~と。


ちなみに、

慶應志木、早稲田学院、早稲田実業は、GWに校舎見学(外観のみ)をしております。
その時に、早稲田実業のイメージが、長男とは少し違う気がしました。


面接がある高校は、説明会に行っておいた方が会話の材料も増えていいのかな、と私が勝手に考えていました。

しかし、今になってみると、あまり関係ないかな~とも思います。

参考までに。。
長男からの情報によれば、慶應義塾志木慶應義塾の面接では、説明会の話は先生の方からは全く出なかったようです。

まあ、そうでしょうね~、、。

やはり、成績なのでしょうね~。


慶應系は、事情があって説明会に参加できなくても、そこはあまり気にしないで、勉強に励めばよいのではないでしょうか。。

早稲田本庄は、説明会は予約制、面接あり、ですが最終的に受験しなかったので、私もよくわかりません。


余裕があったら、各学校の説明会の様子について後程また書きたいと思います。。


また、文化祭に行ったのは慶應義塾だけです。

なかなかね~、スケジュールがきついです。
勉強時間の確保や休息も大切です。

都立高校の説明会や文化祭は、結局一回も行きませんでした。
(中1で日比谷文化祭に、中3の5月に戸山の敷地内見学のみ。)

都立は12月もあるので、スケジュールだけは私がチェックしておりました。
「○日にあるけど、行く~?」と長男に聞くと、「面倒。行かない。」という返事。

私もそれ以上は言いませんでした。

我が家はあまりいい例ではないかもしれません。。


本日はこの辺りで失礼します。

皆さまを陰ながら応援しています。