早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

併願校~その4~

9月16日(日)

9月も後半になりました~。

夏の疲れは、残っていませんか??

以前にも書いておりますが、私は中学3年の時、夏休みの疲れが9月に出てしまい、一ヶ月くらい勉強が手につきませんでした。
放心状態でした。。

内心はとても焦っていて、泣きたい気持ちでした。
第一志望校への思いがとても強かったので、尚更です。

昨年、仲良くしていたママ友のお嬢さんも、9月はペースダウンしてしまい、悩んでいました。

今年の夏は酷暑が続いたので、きつかったですよね、きっと。。

焦らず、心身の健康を取り戻しましょう。
大丈夫、まだ時間はあります。


さて。


我が家には、併願校の候補が、まだありました。

伝統ある都内私立男子校です。

巣鴨、城北、桐朋、本郷などです。

次男の中学受験の時にも、何校か説明会に行っており、ついでに高校入学のこともチェックしておりました。
次男小6、長男中2と時に、家族で文化祭に行った学校もありまして、いいイメージをもっておりました。


受験日が早慶入試と重なるので、早い段階で候補から外しましたが、現実的に通っても大満足な学校でした。

進学校」という名がぴったりとはてはまる、息子を持つ親としては、どこか期待感のある、それぞれ個性的な学校。

大学受験実績も、男子校らしく、国立、理系、が多い。医学系も。
中高一貫生が稼いでいる実績だとか、高入生は馴染めないかも、とか、否定的な噂も多いですけれど、私は、その辺りはたいして気にしませんでした。

次男の中学受験、中高一貫校生活を経験して、感じたこと。
中学から入ったすべて生徒の学力が高校入学者に上回るわけではない、
高校入学者が吹き込んでくれる新しい風を楽しみにしている方々もいる、ということ。

ですから、臆することなく、むしろ、その環境を長所ととらえて、いい刺激を受ければいい、と考えておりました。


高校受験生の欠点として、大学受験へのスタートが遅れぎみになることがあると思います。
私の高校もそうでした。
一年生なんか、ちょっと小休止でいいよね、みたいな雰囲気がありました。
公立中では成績上位でしたから、なんか勘違いしてしまう。
井の中の蛙になりがちです。。


もちろん個人差はありますけどね~。。


長男は、中学時代もガツガツ勉強しておりませんからね、高校3年間くらい男子校でガッツリやるのは親としては全然OK。


話を戻しますと。

本郷高校は、高校受験では目立たないかもしれませんが、中学受験ではいまや大人気の学校。
四谷大塚偏差値も、4校の中で一番高くなりました。

厳しすぎず、ゆするぎない校風が受けているのかな、と思いました。駅からも近くとても素敵な学校です。

「高校入学者には、1年次で数学を1.8倍やってもらう、ことを入試面接の時に本人に確認しています」と先生が話していました。

(いいねぇ、、(^-^)。それくらいでないと。)


しかし、これら男子校は当然併願優遇制度はとっておりませんし、入試日も2月10、11日。
開成や早慶附属と重なっています。
う~ん、実にうまくできていますね~。

名残惜しかったです。
仕方なし。
諦めました。。

もっとも高校偏差値では上の方にあるこれらの学校でも、中学受験になると見方によっては中堅。
中学受験のレベルの高さというのは、恐ろしいものがあります。


我が家が検討した併願校について、色々書いてきました。
考え方、選択方法はまさに千差万別だと思います。ほんの一例として、参考になさってください。。


最終的に進学する学校は1校。


将来の大きな夢とか、目標とか、そんな立派なものは、我が家の息子達にはまだなくて、私も無理に探す必要もないと考えていて。

悩みながらも、その時、その時に信じた道を選んで、今に至っている。

あとは運と縁。


そんな感じでしょうか。。

思えば、私の人生もそんな感じ~(^_^;)



皆さまはどんな受験ですか??

陰ながら応援しています。。

コメントについて。

9月15日(土)


ブログに寄せてくださるコメントについてです。
ここからは原則、非表示とすることにしました。。

今までもほとんどそうでしたので、目に見える大きな変化はないと思うのですが。

これから受験まで緊張感も高まってきます。
受験生やご家族はおそらく、焦りや不安しかないと察します。

読者の方が安心できるよう、そのようにしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

併願校~その3~

9月14日(金)

明日から3連休ですね。

夏休み明けの学校生活にも少し慣れてきましたでしょうか。
勉強のペースはどうでしょうか。

2学期制の中学校は、前期期末テストの時期でしょう。
昨年の連休、長男は必勝コースが2日間ありました。休み明けが期末テストでした。

どうしていたか、あまり記憶にないのです。。
学校のテスト勉強には、あまり時間をかけていなかったと思います。

塾に期末テストに、高校受験生、大変です。。


さて。
本日は、早稲田本庄と立教新座についてです。

早慶附属を目標とする受験生ならば、一度は頭をよぎる学校ではないでしょうか。。

結論から言いますと、、

長男は、両校とも、受験しませんでした。。
願書も提出しておりません。


もちろん、塾からの提案、ありました(^^;
塾も実績がかかってますから、強めに勧めてくる校舎もあるようですね。
しかし、長男の先生は、その辺りもマイルドでした。
有難かったです。


早稲田本庄について。

説明会に参加して、受験したい気持ちが私と長男にはありました。特に私かな~。
とても素敵な学校でした。
12月頃まで、受験を予定していて、中学校に調査書も書いて頂きました。
しかし、最終的には、やめてしまいました。

詳しくは、機会があったら改めて書きたいと思います。


立教新座について。

こちらは、早慶受験生の前哨戦というイメージあるかと思います。
長男は、1月の抑え高校入試の後、いきなり2月7日の慶應志木入試となったのですが、塾の先生はそれは不安があるから、立教新座か千葉入試を入れないか、と提案してきました。

しかし、それについては長男が消極的でした。
「受かっても絶対に行かないよ。なのに、わざわざ受けるのも、、。それで志木が×となっても後悔しない。」と。


実は、前年の次男の中学受験でも同じようなことがありました。
進学意思が全くない学校を塾の勧めで受験して、不合格になってしまい、次男に余計な傷を追わせてしまいました。
次男はショックで大泣きしてそのまま寝てしまい、私はその晩、一睡もできませんでした。


塾の先生には、その時のことも含めて、丁寧にお断りしました。
残念そうでしたが、一回で了承してくれました。
11月頃のことだったと思います。


校舎の先生方、2年連続受験で常に悩み満載だった私をこれ以上苦しめたら、ストレスで倒れてしまうかもしれない、くらいに思っていたかもしれません(^-^;。

受験が終了した時に、
校舎の校長先生にこう言われました。

「本当におめでとうございます。もちろん、長男くんが合格して本当に嬉しいです、でも、それ以上に、お母さん、本当に本当によかったですね。。我々みんながそう思ってます。」と。。

涙。。

私ったら、、どんだけ~。
恥ずかしい。。

モンスターを超えてます。。



これらは我が家のケースです。

皆さまを陰ながら応援しています。。

併願校~その2~

9月13日(木)

夏の終わりを感じるようになりました。
我が家には、ゴーヤのグリーンカーテンがあります。
毎日のように収穫していたゴーヤの実も、終わりが見えてきました。
育てているのは夫です。
私は、家庭菜園やガーデニングは苦手です。。


さて。

昨日の記事で、都内私立高校の併願優遇が偏差値でも取れることに触れました。

私は、それを塾の先生から聞きました。

「都内私立高校も、本音は内申ではなく、偏差値の高い生徒が欲しい。内申点が足りてなくても模試偏差値で確約がもらえる高校がある。ただ、中学校は内申点が基準に達していないと、入試相談に持ち込んでくれない。だから、一般入試という形で受験することになるが、よほどのことがない限り、不合格にはならない」と。

へぇ、、。でも、なんだかねぇ、、。
塾の先生もなんとな~く口を濁しながら話します。
高校と塾の間に、一体どんな関係があるのでしょう。
それを利用したとしても、不安の残る受験です。

しかも、うちの中学校の先生はそれでは納得しないでしょうね。。

長男はこの制度を利用しておりませんので、真実はわかりません。。
気になる方は、最新情報を塾の先生に聞いてみてくださいね。


都立上位校でさえも、塾対象の説明会を行う時代。
公立中学校の教育や進路指導って、どうなっていくのでしょう。


また、我が家は、いわゆる抑え校を埼玉県私立高校にしましたが、では現実的にその高校に進学したいか、と考えると、そうではなかったのです。

むしろ、消去法により、そこしかなかった、とも言えます。

抑え校とは、そんなものかもしれませんが。


「進学することになってもいい」学校ではあるけれど、優先順位は最下位。
しかも、私としては、どこかすっきりせず、できるなら、回避したい気持ちがありました。

ですから、都立高校を捨て切れなかったのですけど。。


気になった点は、

学校が埼玉にあること。。

埼玉県民のみなさま、すみません。。
私は30年間、埼玉県で過ごしました。
埼玉県立高校の出身です。。
あこがれて、切望して入学しました。好きです、埼玉。

しかし、埼玉県というのは、東京都に隣接しながらも、やはり様々な面で東京都と大きな差があると感じています。
埼玉県が、、というよりは、東京都が特別なのでしょう。

東京都に引っ越してから、東京都のスケールの大きさ、東京都民が何気なく受けている恩恵の大きさに改めて驚きました。

受験については、そこまで深く考えてなかったのですが、一足早くお子さんの受験が終わった埼玉在住の友人が、言ったのです。

「同じ偏差値でも、東京の学校は全然違う。入り口も違うし、出口でさらに差がつく」と。

例えば大学受験の時に通う予備校。
駿台予備校のお茶の水校と大宮校では、ちょっと違う。
それは、中学時代に通った塾でも当てはまったことでした。

このような話、千葉や神奈川に住む友人たちもするんですよねぇ。。

「やっぱり東京は違う~」と。。

今でしょ!」の林先生は、「地方とか、環境を言い訳にしてはいけない。」と言ってましたけどね。

ですので、東京都に住んでいながら、何もわざわざ埼玉県の高校に行かなくても、、という思いはありました。

長男は?というと、そこまで考えが及ぶわけがありません。
私が軽く話すと、
「ふ~ん、まあ、別にどこでもいいから、、」
(もう、お母さんに任せるよ、、)」みたいな。

長男が都立受験について一度も拒否しなかったのは、我が家の経済面を気にしていたのだと思います。

都立だったら、経済的にも楽になりますから、都心の予備校に早くから通わせることもできるな~と、私は考えていました。


なんだか、ブレブレですね。。
でも、これが正直なところで、9月、10月頃の私の心はいつもユラユラ、ザワザワしておりました。


受験の難しさは、併願校選びにありますね~。。


皆さまは、どんな受験ですか??

陰ながら応援しています。

併願校~その1~

9月12日(水)

少し涼しくなってきました。
受験生も体は楽になりますね。。

長男も学校が始まりました。
夏休みの宿題はまだ終わっていないようです。
「最初の授業で出せばいいんだ」とか、
「あの先生は今週中でいいから、、。」とか、
そんなことを言っては、相変わらずのギリギリ生活を送っています。
しかも、やはり「類は友を呼ぶ」ようです。。

さて。

2学期に入ると、受験も現実的になってきます。
焦りはあるのですが、ゴール地点までの距離は決まってます。
優先すべきは、やはり、進学可能な高校を確実に抑えることでしょうか。

都内の場合、内申点が基準となる「併願優遇」を利用して私立高校を抑える生徒さんが多いかと思います。

しかし長男は、この併願優遇制度は利用しませんでした。

理由は、

1、併願優遇制度のある私立高校の中から、魅力的な高校が見つけられなかったこと

2、長男の内申点が低かったこと

です。

1、については、成績上位層の方は、みんな感じると思います。
都内の私立高校については、次男の中学受験があったため、だいたいの難易度や雰囲気は頭に入っておりました。

特進クラスなどを作って、大学進学実績を上げようと頑張っているのでしょうが、今一つパットしないのです。

2、について。

併願優遇は原則内申点が基準ですが、長男が秋の事前相談でOKがもらえそうで、かつ、納得できる高校、さらに入試日が2月10、11でない、となると、もう選択肢がないんですよね。。


こんなんで長男は、埼玉県の私立高校を偏差値で抑えることになりました。
我が家は11月に、私だけが模試結果を持って、確約をもらいに行きました。
中学校の先生には、調査書をお願いするだけですから、我が家にとっては精神的に楽でした。
この確約のおかげで、12月の学校での最終面談では、自信をもって受験プランを先生に伝えることができました。

また、1月に正式な合格通知をもらえるというのは、有難いと思いました。

我が家は埼玉県も視野に入れられる地域にあるので、これが叶ったのですが、通学不可能な地域の方もいますよね。。。

抑え校をどこにするか。
実はとっても大事なのでしょうが、我が家はあまり時間をかけることはできませんでした。

また、都内の併願優遇を偏差値でもとれる高校が実はあるのですよね。。


本日はこの辺りで失礼します。

これらは我が家のケースです。

みなさまの受験を陰ながら応援しています。。

ブログについて。。

9月10日(月)

突然ですが、最近、少々戸惑っております。。

このブログ、私が想像していた以上にアクセス数が増えておりまして。
大変驚いております。。

それだけ早慶附属受験に不安を抱えている方が多いのかな~、どんな方が読んでくださっているのかな~と、勝手に想像しております。。


反面、あれ、あれ、、どうしよう、、と。

家族に、とくに長男にばれてしまったらどうしよう
、、と。


このブログの存在、誰にも話しておりません。
夫にも子供たちにも、大好きなママ友達にも。。
知っているのは、私と、これを読んでくださっている方々だけです。
こんな情報共有の形があるなんて、すごい時代です。。

現時点では、私の方から誰かに話すつもりはなくて。
もしかしたら、墓場まで持っていく??
まさかぁ、、、
そんな大袈裟なことでもないような笑。


しかし、ほんのちょっとの油断で、長男の耳に入るのが恐いので。。

私ったら、何をいまさら、こんなことを、、、。
SNSで情報発信するということは、こういうこと。
子供たちに日頃クドクドといっているのに、全くダメな大人です。。

たとえ何があっても、すべての責任は私にあります。当然です。

もし、もし、家族にわかってしまい、反対されたときには、すぐに撤退しようと思っております。


早慶附属の受験を予定している方なら、このブログの内容から、長男の進学先は、もうお解りかと思います。

そこを避けてしまうと、伝えたいこと、残しておきたいことが書けないので。。

今のところ、皆さまが静かに見守ってくださっていて、大変有り難く思っております。。


家族の情報を勝手に公開している罪の時効はいつかな。
息子たちが、立派な社会人になった時かな、父親になって子供が高校受験を迎えたときかな。
そんな時がくるかな、来たらいいな。。

おばあちゃんになった私が、読み返したら、どう、思うかな。
「全く、こんな小さなことで悩んで~」って笑えるかな。。


最近感じていることを正直につぶやいてみました。。


このブログを読んでくださっている方やそのご家族が、辛い受験を乗り越えて、志望校に合格できるよう、願っております。