早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

合格発表は不合格発表。

2020年2月16日(日)


暖かい日が続いています。

次男に花粉症の症状が出てきました。


☆☆


早慶附属高校入試、終了しました。


ずっとここを目指してがんばってきて。
始まってしまえば、あっという間。。


☆☆


合格を手にした受験生、おめでとうございます。(*^▽^)/★*☆♪。

自分の受験番号を見つけた時の感動。
今までの努力が、合格という形として実を結び、ご本人はもちろんのこと、ご家族も感無量でしょう。

やっと、ゆっくりできますね。
心からお祝い申し上げます。ヽ(*´▽)ノ♪


☆☆


そして、、、。

いまの私が思うこと。


不合格だった方たちのことです。
昨年の今頃と同じです。

どんなにか、辛く、悲しく、失望し、心を痛めているか、、。
想像すると、深いため息が出て、泣けてくるのです。

私は、塾の先生でも、教育評論家でもない、聖母マリア様でもない。
そして、何よりうちは長男は合格している。
不合格も未経験、かつ、慶應志木合格という最短コース。

そんな私が、こんなことを言うのは、おかしい。

傲慢でおこがましい。


☆☆


このブログを始めて、1年9ヶ月ほど。
こんなに多くの方が読んでくださるとは、思っていませんでした。

どこでやめようか、、と考えながら、なぜか、ここまで来ました。。

最近はたいしたことは書けていません。
ですが、これまたなぜか、先週はアクセス数が1日3000を超えておりました。
(開いたページ数だと思いますが。おそらく。)

責任、とまでは言い過ぎですし、何様??ですが、私もみなさんと一緒に受験生の親を担っているような気分でした。

どこにいらっしゃるかもわからない、見知らぬ方々に、2年前の私自身と長男、そして現在中3の次男を自然と重ねていました。


性格的なこともあり、どっぷり感情移入(^-^;。


☆☆☆

深く傷ついている受験生とご家族に、私がかける言葉なんて、あるわけがありません。
昨年と同様、一緒に、ワンワンと泣きたいくらいです。

ですから、すごく気にはなりつつも、ブログを書けず、今日になりました。


☆☆


ここは通過点なんだ。
大学受験がある。


夫にも言われました。

でも、、これって、、。
後から実感できることなんですよね。。


毎日毎日、目の前で我が子を見ていたら、そんな冷静にはなれませんでした。
逆にそんな気持ちで受験して合格できるほど、簡単な受験ではない、、、。


☆☆☆


「合格発表は不合格発表。」


広島県尾道市で個人塾を経営されている、笠見先生のお言葉です。
私は、先生のブログ、「猫ギターの教育論」を愛読していました。

今でも時々読み返します。

現在は、Twitterで、発信されてます。

強烈です(^-^;。過激です。
でも、、
凄いんです。。

広島県の神童→開成中高校(一人暮らし、、と書いてありました)→宅浪→早稲田大学政経学部→塾講師。

ご自身のことを。

「開成の落ちこぼれ」
「自分は逆行の人生」
「こんな厳しい塾、自分だったら入らない」
「私が本気モードになったら、誰も近寄れないピリピリ状態になる。 」
「受験は一種の狂気」
「子供を滅多にほめない」

こんな先生が近くにいらしたら、、。
すごく恐ろしい。
けれど、、覚悟を決めて、私は息子達をお願いしたい、と思うでしょう。

そんな「いつだって本気」の先生が、最も恐れているのは合格発表。


「不合格のショックは、受験勉強の努力の大きさに比例する。
時速10kmの自転車が壁にぶつかっても怪我は軽いが、時速1000kmの飛行機が地面にぶつかったら機体も乗客も粉砕される。
人の100倍努力した子は、ショックも100倍大きい。」

ね、、。
ここだけでも、、なんか怖いでしょ(^-^;。


「子供の自癒能力は凄いと思う。心の深い傷を、成長への肥やしにする。」

「子供の成長は、スリリング」


☆☆☆


一年前2019年の話です。

早慶全敗しました」というコメントをいくつか頂きました。

その中の一つは、「縁起でもない話ですが、こんなパターンもある、と参考までに」
とありました。

でも私は、胸がつまって、今まで詳しいことは書けませんでした。
その方の身元がわかってしまうのも恐かった、、。


「中学受験でも早慶附属を3校受けて、全滅。
高校受験でリベンジ、と思って頑張ってきた。
が、結果4校全滅。
2次に進めた高校、補欠もあったが、ダメだった。
たぶんmarch附属に進学します。
成績は優秀者名簿にのるほど、よかった。
実力はあったのに、運とタイミングでしょうか。
育て方が悪かったのか、、。
子供より成績が悪かった友達は合格しました。」

(少しだけ変えています。)

私も思いました。
「こんなこともあるんだ、、」

中学受験で早慶附属レベルの子ども達の勉強量と賢さって本当に尋常ではなくて。
相当厳しい受験生活だったと思います。


私は、こんなブログを書いてよかったんだろうか、、と思いました。




もう一つ。
こちらも一年前です。

「うちは、全滅しました。
塾では今日も一人、塾高の繰り上げ合格がありました。
息子のクラスの友達はみんな、合格しました。
私は、心の中では泣いています。
こんなこと息子にはもちろん、誰にも言えません。 受験は試練ですね。
今までこちらのブログにはいつも励まして頂いたのにこんなコメントをお送りしてしまい申し訳ありません。 でもどうしても誰かに聞いて欲しかったのです。 また明日から笑顔で頑張ります!」


自分だけが不合格。
これがまた、どんなに辛いことか、、。


次男の中学受験の時、合格が一校もなかった子がいました。
受験後の塾の送別会、来ていませんでした。


みなさん、いま、どうされているかな、、。
笑顔で高校に行ってるかな、、。
そう思わずにはいられません。

このブログは、もう、読んではいらっしゃらないでしょうね。。


☆☆☆


悲痛の不合格。
どんなに辛い夜を過ごしても。
朝が来る。。

あ~、、、。

今日という一日が、また始まる。


悲しくて辛くて、どこかに消えてしまいたいのに。何にもしたくないのに。
変わってあげたくても、変わってあげられない。


それでも、子供は成長していくから。
親は立ち止まってるわけにもいきません。

そう。
「今日のごはん、どうしよう。。」って。

一人でスーパーに行って、いつもより長めにグルグル。


とりあえず。

今日も一日、、なんとか過ごしましょうか。。

いまは、先を深く考えず。

今日という一日を、なんとか無事に終わらせましょうか。

焦らず。ゆっくりと。
そんな日を重ねていきませんか。


☆☆


ここから、公立高校受験に向かっている受験生。
長いですね。


☆☆


暗くなってしまい、スミマセン・・・(;´Д`)
私も、、ダメですね。。
色んな状況の方が読んでくださっています。。

ありがとうございます。

1、2年生の方からもコメント頂いております。
このブログがそろそろ消えるような感じがするのでしょうか。

「ブログを続けてください。暑苦しくてスミマセ
ン」って、、、笑笑。

ありがとうございます。
パワーや、癒しを頂いております。


☆☆



それぞれの受験に、、敬意を込めて。。