早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

漢字と読解力~昨日のつづき~

こんにちは。

6月です。
金曜日です(^^)

昔、「花金」って言葉、ありましたけど、最近あまり聞きませんね。もう古いですか??

今日は朝から、「カチン」とくることがありました。

私 「明日、暑くなりそうだな~大変だな~」

夫 「何かあったっけ??」

私 「明日、兄ちゃん、
   早慶戦で神宮いくんだよね~」

夫 「はぁ?なんだそれ??勉強しろ~」

私 「大学だって、休講になるんだよ~」

夫 「まったく、くだらんな~、
   やっぱり私学は。」


でた。。
国立信者。。

はいはい。

国立大学。もちろん否定はしません。
立派です。
でもねぇ、、。
夫のこの偏った考え方、私は好きではありません。

プライドですか?
やっかみですか?
おそらく両方でしょうね。極めて厄介です。

どうして素直に「楽しそうでいいね〜」って言えないのでしょう。


こんな会話、いつものことですけど。
私はいいですけど。

今朝は息子たちが登校した後で、よかったです。

私は、こんな夫から、息子たちを守ってきました。
これからも、です。

長男が早慶附属を受験するにあたっての最大の関門であった、夫。(私にとって)

まっ、半分、強行突破でしたが。
学費を出してくれてるのだから、感謝しないといけませんけどね。。

国立だろうが、私立だろうが、我が子が信じて選んだ道。それを私も信じるだけです。


さて。
今日はちょっと、読んでくださっているみなさまに少々お詫びを。。

昨日、漢字を勉強すると、語彙力がアップして、読解力にもつながる、と書きました。
それは、間違ってはいないと思います。
英単語を多く覚えると、長文が格段に読みやすくなるのと同じです。

でも、ちょっと誤解を生む言い方をしてしまっかな、と後から考えました。
そんなことないですか??
すみません。。

漢字が書ける、と文章読解力がある、は別の力ですよね。


語彙力はとっても大事なベースなのですが、
読解には、文章を読んで理解する力が必要で、
さらに、問題を解くには、コツやパターンもあるでしょう。


裏を返せば、漢字が書けないけど、読解力はあるケースも多いでしょう。

長男はこちらでした。

読解部分ではそこそこ得点力があって、
国語の成績は、まあまあだったのです。

読書量が多いわけでも、ないんですけどね。
5年生から塾に通っていたので、読解問題のコツを身につけていたのでしょうか。。

しかし漢字は。。
中3になってからの駿台模試で、
正答率70%の漢字を2問落としていたんですね。
V模擬でも、正答率50%の漢字、落としてました。

「どうにかしなくては」と思いました。

漢字だけでなく、英単語、英熟語も穴だらけでした。
要は、コツコツと積み上げるものを、
サボりすぎてしまったのです。

そのことは長男も自覚していました。
本人に任せようと思い、
時間は流れていきました。

夏休みにやったら?、とやんわりと提案したら
納得して手をつけたものの、
途中でくずれてしまいました。

そして、なんと、中3の9月半ばごろから、漢字、
英単語、英熟語をはじめたのです。
まさに突貫工事。


その辺りは、またの機会に書きます。。


長男も次男も
やる気スイッチなんて、簡単には見つかりませんでした。
見つかっても、押せるのは本人だけ。

親がカリカリ、イライラしても、テストの点数はあがりません。


子供たちは、今日もがんばっているのだと思います。

受験生親子を陰ながら応援しています。

英検、漢検、受けますか?

こんにちは。
今日もブログに来ていただきありがとうございます。

息子たちの中学受験、高校受験、私にとっては、とっても苦しいものでした。何度もこっそり涙しました。

息子達からしたら、「お母さんが勝手に悩んでいた」のでしょうけど。

受験に悩むみなさまのお役にたてたら、
とても嬉しいです。


今週の長男、夜中まで机に向かっているようです。
実に受験以来、数ヵ月ぶり。

大量の理科実験のレポートの締め切りが、迫っているとか。

私  「遅くまで勉強してたんだ~」
長男 「勉強じゃないけど。」
私   「??」
長男 「課題」

ふ~ん。。
レポートは勉強とは違うんだ、課題ねぇ、、。

入学したとき、先生が
「ここでの学びはいわゆる勉強ではありません。
研究、学問と思ってください。」ってお話してました。

まさに、それなのかな??

とはいっても、英単語のテストなども、ちょこちょこあるようです。


さて、英検、漢検、です。
最近は、数検もありますね。

長男の中学卒業時の取得状況

英検準2級(中3の1回目受験で取得)
漢検5級 (小6)
数検 … 未受験

あらあら。。

長男の中学校は団体受験登録しておりましたので、学校で受験できました。
いまはほとんどの学校がそうでしょうか。

毎回、受験案内は配布されていましたよ。

しかし、本人は、受ける気一切なし、でした。。
任意、学校の成績には影響なし。
それにしてもね。意欲のない中学生でした。


何度かいいましたけどね~。


中3の6月の英検準2級も、私に説得されて渋々ギリギリに申込。

一次→ 一度も過去問を解くことなく受験。合格

2次→ 過去問を私と少々。パターンを覚える。
   合格

これらの検定試験は高校受験にどれだけ有利はたらくか。

ママ友や学校は、「加点になる。」といいました。

ワセアカの先生は、「難関高校受験者には、有利性は、ほとんどなし」と言っておりました。

それを1年生の頃から聞いていましたので、
私も「まあ、いいかなぁ」、
と、流していました。

実際、いざ受験となったとき、どちらも正しかったとわかりました。遅いですね。。 


まず、推薦入試でしたら、どの高校でも
自己PRの材料にはなりますね。がんばってきた、というアピールの一つになります。

私立の併願優遇は加点してくれる学校、多くあります。

内申点があと1点足りなくて。という話はよく聞きましたので、助かった~ってことになるかもしれません。

もちろん、いずれも級によりますが。
最低でも3級以上でしょうし、上位校は準2以上でしょう。


早慶附属一般入試では、どうでしょうか。

慶應義塾は、塾高、志木高ともに、
調査書に「資格、特技」の欄がありました。 
調査書は先生が封をしてしまうので、見ることは出来ませんが、英検は学校にも申告していましたので、とりあえず書いてくれたのでは、と思います。

塾高は、願書にも「特技」の欄がありました。
しかも、「スポーツ、芸術性、その他の特筆すべき特技」って書いてあるんですよ。

英検準2級なんて、特筆すべき特技とはいえません。早慶附属を受ける子達はみんなそれくらいの実力あります。

でも、
そうすると、その欄がなにも書けなくて、空白になってしまうんです。
スペースも大きくて、空白で出すのはとても不安でした。

それで、うちは、英検準2級と、
小学生の時にとった珠算準1級をとりあえず
書きました。

証明書のコピーもつける指示がありました。

結論からいうと、
この程度の資格では、合否の影響はなかったと思います。
ここは、塾の先生のお話の通りです。

ただ、慶應義塾は面接がありますので、
上級をもっていると、面接のいい材料になるかもしれません。

長男が面接の時、

「え~、きみ、英検1級もってるの~??すごいね~!」って声が聞こえてきた、って言うのです。

中3で1級って、、。
それなら、推薦入試でも十分使えたでしょうね。。


それでも、慶應義塾の面接は、合否にどこまで影響するのか、憶測だけが飛び交い、真実は不透明ですから、
結局のところ、資格の有利性も、不明です。


実は、うちが一番やればよかったなぁ、と思ったのは、意外にも漢検です。

受験における有利性とは関係なく、漢字力と語彙力アップのためです。

入試問題に漢字のでない学校って、ほぼないです。
しかも配点結構高いんですよね。

都立高校は、確実に20点分。
早慶附属も、具体的には失念してしまいましたが、
10~20点はあるのでは。
志木高は少なかったかな。

過去問みると、四字熟語なども、よく出るんです。
 
ここが確実にとれたら、すごく大きいと思いました。

漢字の勉強って、単純に漢字の読み書きだけじゃなくて、語彙力が確実にアップします。
語彙力がアップすると、読解力にもつながるんですよね。。

それを知ったのが、次男の中学受験の時でした。

受験の国語は長文読解できまる、っていいますけど、そのためには、語彙力が必要で、語彙力のためには、まず漢字をがんばること、って聞いたんです。。
作文や記述問題も、正しい漢字で書けますしね。

当たり前かも知れませんが、私はそこまで考えが及びませんでした。


わかったところで、中学生にもなると、
漢検うけなさい」といったところで、
「はい」って言いませんけどね。。

申込みだけして、勉強しなければ、意味ないです。

別に漢検じゃなくてもいいんです。
塾でも、漢字は毎週宿題にでていました。
でも、長男は国語の宿題、全くやらなかったので、いつも漢字テスト、最低点。

残されてやってから帰るのですが、その場限りなので、すぐに忘れてた、と本人いわく。

だから長男、最後まで漢字に苦しみました。
男子はこの傾向強いみたいですが。

漢字、とても大切です。。

よく漢検に向けてがんばる小学生いますけど、
(うちも小学生までは、がんばっていたような)
どんどん誉めて、上級めざしてがんばったら、
いつかきっと、実を結ぶと、私は思います。


話がそれてしまってすみません。

英検も漢検も、
学力アップに直結するのですから、
受けてプラスになることのみ。
マイナスはなし。

ただし、
現実はそんな余裕はないですよね。。

私が聞いた塾の先生のお話の真意は、
「検定試験に力を注いで、塾の宿題が全然できなかった、って、ことになるのなら、
そこまで、気にする必要はないでしょう」ってことだと思います。

優先順位は低い、ということでしょう。


本日はこの辺りで。。

受験生親子を陰ながら応援しています。。

思春期。受験生。そのココロは。。

こんにちは。

今日もこのようなブログに来ていただき、
ありがとございます。

ただ文章をツラツラと並べるだけで、
精一杯です。。

とりあえ現状維持でがんばります。。はい。

お子様たちは、元気に学校いきましたか??
笑顔で送り出す。大事です。
わかってますけどね~なかなかね~。


さて、受験生、どうですか。
長男は中3始めには志望校の方向性は決まっていたとお話しましたが、
早慶をめざすぞ!」と本人が立派な決意表明をしたわけではありません。

私の誘導尋問により決まっていった、という感じでした。

「3科早慶コースでいいんでしょ?」
「うん。」
「だめだったら都立、受けるってことでいいよね?」
「うん」みたいな。。

これくらい具体的に聞かないと、
「別に」とか
「わからない」になりますし、

これ以上聞くと
 さ〜っと逃げてしまいます。

 
中3夏休み前まで、
「高校なんて、もう、どこだっていい」
って、時々言っていました。
やけになってる。そんな雰囲気で。
 
本音ではない、とわかっていても、
私もついイラッとなって、
「本当にどこでもいいの??だったら、塾必要ないんじゃない??ましてや、あの塾は大変だし」と、言ったりしてました。

はぁ、ダメですね~。


そんなあるとき、驚く発言がありました。

「学校にも塾の先生にも、志望校なんて言いたくない。
言ったら、どう言われるか、わかってる。
『もっと、がんばらないと』って言われるだけなんだ。」

ガーン。。。ガーン。。。
ごもっともです。。
母だって、そう言ってしまうでしょう。

君の言う通りだよ。。

これ、中3の6~7月頃の発言です。

このことを、信頼している塾の先生に話してみました。

先生「ほ~、、。○○君は、言葉の重みをよくわかってますねぇ、、。」

塾の先生って、さすがです。
捉え方が、なんて、前向き。。
「わかりました。うまく接してみます」と。


夏休み前の塾での面談では、長男の態度はさらにひどいものでした。
先生と目を合わせませんでした。

泣きましたよ、私。。またの機会に書きます。


受験期と思春期が、かさなる高校受験。
これが高校受験の難しさではないでしょうか。

それだけ不安だったのでしょう。
私は気が付きませんでした。
愚かな母です。


果たしてこの道でいいのだろうか、と迷いながらも、止まることもできずに走っている。
走っても走っても、ゴールが全然見えて来ないんです。

親子で苦しい時期でした。

中3の6月

こんにちわ。
今週は6月に入りますね。

運動会も終わって少しほっとしている方も多いでしょうか。

長男が中3の6月(1年前)に何をしていたか、手帳を見ながら思い出してみました。

塾関係…特訓選抜テスト、駿台模試
    夏期講習、夏休みの合宿の申込。
学校…中間テスト

修学旅行の学校もあるでしょうね。
長男の中学校は、9月でした。

どちらにしても、相変わらず忙しいです。
学校の定期テスト、今回からはとても重要ですから、
親としては必死にやってほしいわけです。

しかし、長男は思うようには進まず、期待した結果はでませんでした。
期待すること自体、かわいそうだったかもしれません。

この時期、ワセアカ特訓コースの通常授業は週5。
日曜は隔週で7時間半の必勝コース。
その合間に6月は特訓選抜テスト、駿台模試があるのです。

特訓選抜テストと駿台模試は、早慶附属をめざすワセアカ生にとって、とてもプレッシャーのかかるテストです。
クラス落ちしてしまうと、
特訓クラスの授業が受けられなくなってしまいます。


学校の中間テストの勉強、やる時間、ホントにないんですよ。。

どうしたらいいか、、。

まず、学校にいる時間を最大限利用する。

授業に集中して、そこでなるべく覚えてしまう。
休み時間も勉強する。などです。
常に子供たちに言ってきたことですが、
「そんな簡単じゃないんだよ」と、言われたこと、多々あり。


あとは、以前にも話しましたが、うちは時々、塾は休ませていました。

休んだらもったいない、とは考えないようにしました。

感情ではもったいないです。大人はつい、お金に換算してしまうんですけどね。

そこは、月給を時給換算したらいけないのと同じで、トータルで考えました。

無理にいかせて、集中できなかったり、他にやるべきことができなくなったら、本末転倒、逆効果、と考えました。

では、塾を休ませたら、その時間、定期テストの勉強をするでしょうか、、。いや、いや、しませんでした。。
ゆっくりごはん、お風呂、テレビにスマホ
あら、もうこんな時間。
「全く、塾いっても同じだったじゃない!」となるわけです。

それで、私は不機嫌になっていました。

すると、次の時は「休むと、どうせ、お母さんが嫌み言うから、いく」と言われました。

そうだよな~、と納得。
それからは、
休んだときは、どう時間を使っても、見守ることにしました。イライラ、しますよ~。我慢です。
勉強始める時間が、遅くなってしまっても、
体と心を休ませた、と思うことにしました。


それでなくても、ワセアカって、つねにMAXの塾なんです。日程も、拘束時間も、宿題も。
我が家はあちこちの塾を体験、経験していますから、よくわかります。
受験直前期にはハチマキして、「合格するぞ〜」っていう塾ですからね、
おそらく、普通じゃないんです、、笑

ワセアカのいう通りにすべてこなしていたら、うちの息子たちはパンクするのがわかっていました。

そもそも無理でしたけどね。

子供さんたちは、がんばっていますよ。

大人の生活にたとえるなら、
会社から疲れて帰ってきて、ごはんを急いで食べて、別の会社にまた働きにいって、帰りが9時、10時。。それからお風呂入って、家で残業です。。

この生活をずっとやり続けるのは無理です。。



こんな調子で貴重な6月も、バタバタと過ぎていきました。。

附属生と部活動

こんにちは。

5月っていいですねぇ、、。新緑がまぶしいです。

日曜だというのに、長男は部活に出かけました。
早朝にお弁当持ちで。

体は大丈夫なのかなぁ、
勉強はどうなってるのかなぁ、と思いつつ、見守っています。

「附属生は好きなことにうちこめる」
入学してまだ1ヶ月半ですが、これは、ほぼあたっていた、と感じます。

今の時点で長男は、それが部活になっています。
ただ、「ここまでやらなくても、、」
と実は私は思っています。

部活によっては、始発電車にのってきて朝練、 
早弁して昼休みは練習。そして、3時半~7時くらいまで夕練。
やり過ぎでは?と単純に思ってしまいます。


部活動で疲れきってしまい、勉強する余力は残っていません。。

学生の本業は勉強だと、私は思ってきました。

部活動はあくまでも課外活動であってほしい。
部活動のやりすぎが、社会問題のテーマにあげられることが多くなってきたのも当然だと思っていました。

高校生は義務教育ではないので、中学生とは違うかもしれませんが。

この状況を学校側はどう考えているのでしょう。
先日、部活の保護会で、顧問の先生が
お話してくれました。

「部活のやりすぎをよくないと思う先生もたくさんいる。批判もされる」

「部活をどんなにがんばっても、進級、進学への考慮はこの学校ではゼロである。ということは、部活には価値がないともいえる。」

「この学校にいるということは、一番大切なのは学問。これは、間違いない。」

「しかし、懸命にやっている生徒に直面すると、そこから得るものの大きさも感じる」

「大会で負けて、泣き崩れた生徒たちを見た時から、少しずつ部活に対する考えがかわってきた」
などなど。

ちょっと、過激な発言もありましたが、これが真実なのでしょう。

顧問の先生がこのように考えていてくださることは、私にとっては大変有り難いことでした。

校則がなく、生徒に自由を与え、自立をさせていく学校。
部活動の運営もルールも、ほぼ生徒に任せている部活が多いのでは。



長男が自分で考えて決めた部活動。

本当は中学の時と同じ部活動がやりたかったのです。
しかし、その部活は、毎日のように朝練がありました。
「朝練だけはどう考えてもムリ」と言って、
悩んだ末、別の部活を選びました。

その時点で、きちんと考えているのですよね。

見守るしかなさそうです。


なかなか難しいテーマです。

内申について思うこと~早慶附属の調査書~

また、週末がやってきました。
長男の卒業した中学は、本日運動会のようです。
昨年は、「あ~、やっとおわる~。このあと少し勉強に集中できるようになるかな~」
と思ったものです。

体育の課題として、「運動会についての感想文」
が出ていました。
A4一枚のものなのですが、ABCの評価がつきます。成績にも当然加味されます。
長男は、そこそこ文章力もありますし、
私が見る限りは、まあまあの出来でした。
後になって、ゴミ箱の中から出てきて、こっそり読んだのですが。
B+と赤ペンで書いてありました。

どのようなことを書いたら、Aになるのか。
疑問でした。
私が生徒だったら、先生に聞きに行くかもしれません。
でも長男は、そんなことするはずもなく、
あっさり流しているようでした。

内申点がさほど影響しない学校を志望する我が家でも、内申制度には何度も心が揺さぶられました。

都立高校志望者は、相当なプレッシャーがかかることでしょう。

一方で、内申点をとることが得意な生徒にとっては、この制度は有り難いものになってると思います。

内申制度というのは、賛否両論です。
私は、賛成でも否定でもありません。
現実としてその制度があるのなら、とりあえず受け入れて、なんとかするしかありません。
オール5がとれて偏差値も高い、生徒会長をやり、部活も部長。
たまにいます、そんな出来杉くん。
でも、我が子は到底そんな子ではない、
あるはずもありません、私の子なのですから。

要は、どこで勝負するか、だと思います。

長男は、定期テスト内申点よりは、
偏差値がとれているタイプ。
そして、早慶を、めざしているのですから、
方向性としては合っているわけです。

それなのに併願校のことを考えると、
欲が出てしまい
長男に「内申点がもうちょっととれていたらね~」と度々言っていました。

いま、考えると、これはダメ母でした。

途中から「実力は十分あるよ。そっちで、勝負しよう」という、言い方に変えていました。

首都圏の高校入試は、多様です。
とくに併願制度は複雑です。
内申点で確約をだす学校もあれば、
模試偏差値重視の学校もあります。
どちらかいい方をとれる学校も。

公にされている情報だけでは、見えないことも
ありました。

長男の学校の担任の先生は、埼玉県私立高校の併願確約は模擬試験の偏差値でとれることを、
知ませんでした。。7月の3者面談の時のことです。
若い先生でしたし、都内ですから仕方がなかったのかもしれませんが。

話が、それてしまいましたが、早慶入試における調査書のことを少し。
願書を取り寄せた秋に、初めて知ったことがありました。
調査書に、1年~3年までの、3年間分の9教科5段階評価を書く表があったのです。
長男は2年生のときは、サボりすぎて3が一番多い成績でしたから、一瞬青ざめましたね。。
しかも、うちは4校分の願書があったのですが、
すべての学校がそうでした。

ただ、そのうち3校は合計欄がなかったので、
噂通り、参考程度なのかな、とは感じました。
たとえば、極端な話ですが、
入試の英語で高得点の生徒の内申点が2だったら、「ん??」て普通は思いますよね。
ほぼあり得ないこととは思いますが。
1とか2があったら、面接で聞かれてしまうとか、あるのでしょうか。


これは勝手な憶測ですので、
さらっと、聞き流してくださいね。

長男の最終内申は40前後。
3年生の時は5が多かったので、
調査書をぱっと見た感じでは、
不利にはならないかな、と思いました。

「2だけはとらないようにする」と割り切っているという、友人もいました。
定期テスト前日でさえも塾の宿題を頑張り、
テスト勉強は当日だったらしいです。
そんな話を後から聞いて、それはそれで、
腹をくくった作戦だな~、と思いました。
その友人も、合格しました。

それぞれの受験があります。
受験生親子、陰ながら応援してしています。