早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

それぞれの道へ

2019年2月11日(祝)

高校受験生。
本日もそれぞれの高校へ向かったことでしょう。

最強寒波の到来。
この寒さ、雪、路面の凍結。
条件はみんな同じとはいえ、厳しい受験です。

連戦が続いている受験生とそのご家族、さぞお疲れのことでしょう。

連休というのが、幸いですね。
少し落ち着いてフォローできているご家庭が多いでしょうか。


昨年の私。
(私が、ここで倒れるわけにはいかない。)
もう、ただ、気力だけ。
朝早く起きて部屋を温め、長男を起こして、笑顔で送りだす。
本人が帰ってきたときの心構えをして、温かい夕飯の準備。


高校受験。
人生のほんの一ページかもしれません。
でもね、直面している時は、そんな大きな気持ちには、なれませんでした。


早慶附属高校入試。
明日は、各高校の合格発表があります。

受験が終了する方。
面接に進む方。
結果が出た後に、最終決断が必要な方。
公立受験に向けて、さらに走り続ける方。


それぞれの道へ進みます。


残念ながら、受験は全員の第一志望が叶うステージではないです。
我が家でいえば、長男は叶いましたが、次男は叶いませんでした。
挑戦校でしたが、中学受験の責任は親にあると思ってましたから、受験したこと自体がよかったのか、密かに後悔すらしていました。

ただ、息子達の受験において、結果がでる前から心に決めていたことがありました。


(私が、進学先の一番のファンになろう)。

これは、私が大好きな中学受験の神様??鳥居りんこさんが教えてくれたことです。
ご本人のお子さま達との、過酷で壮絶な中学受験体験が本やブログに綴られています。

この言葉に共感した私。
(最初は不本意な進学先も、この道でよかった、といつの日か思えるよう、私がその学校を好きになって陰ながら応援しよう)


りんこさんは、こうも書いていました。

第一志望が残念。
それは恋い焦がれて、大失恋したのと同じ。
そんなに簡単に(とくに母は)、忘れられるものではない。

でも、恋い焦がれる存在があったからこそ、頑張ってこられたのでは?


次男の中学受験から2年たったいまも、その学校の名前を見たり聞いたりすると、胸がチクチクすると同時に、「ありがとう」という思いがあります。

肝心の次男は、すっかり忘れて、現在を満喫中。
少しは悔しがって、
がんばってほしいのですが(^-^;



そして。
以前も書きましたが、「親の真価が問われるのは、子供が失敗した時」らしい。
これも、何かの本で読んだ受け売りです(^-^;。

合格や成功を共に喜び合うのは簡単です。
でも、残念だった時の親の言動。

一番傷ついている15歳の本人に、余計なことを、言ってはいけない。。
その一言で、子供はその後、親を信用しなくなりますよ、と。
こわい、こわい。
自分の心にしっかりと留めていました。


合格発表を前に、まるでダメであるかのようなお話をして、申し訳ありません。
本来なら、
きっと、大丈夫です、信じましょう、と書いた方がいいのかもしれません。(苦笑)


でも、、、
早慶附属入試は各高校それぞれ、単純に考えると合格者の方が少ないのです。
各地の英才達が集まって、受験して、半分以上は残念な結果になってしまう、厳しい闘いです。

その先の大学受験に比べたら、楽なのかもしれませんが、まだ中学生ですから。

そんな闘いに挑んだ受験生、ご自身を誇りに思ってください。

偉そうで、しかも、うまく伝えられなくて、すみません。


期待よりも不安が大きかった、合格発表前。
一番怖かったのは、我が子の悲しい涙。
そして、次に怖かったのは、その時の私。


みなさまは、どうでしょうか。。


このブログを読んでくださっている方々の、素敵な未来を祈らずにはいられません。。


陰ながら、応援しています。。