早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

埼玉県私立高校~入試相談~

11月18日(日)

11月も後半に入りました。

100日を切ってます。
カウントダウンの始まり。。

次男の受験の時は手作りの、カウントダウンカレンダーを作りました。
A4の裏紙に大きく数字を書いて、紐で綴り、壁にかけました。
あと○○日~と、わかるように、長男も交えて3人でワイワイ言いながら。

しかし、昨年はそんな雰囲気ではなかったです。。

長男「そんなの、塾にもあるし。(やめてくれよ)」

これも中学受験と高校受験の違いですね。
子供って3年で劇的に変わるんですね。


長男は、11月前半は数学スランプで追い詰められていましたが、だからといって、勉強時間が劇的に増えたか、というと、そうでもないんです。

以前もお話したように、私が密かに期待したような姿ではありませんでした。

しかし、これは私から見ると、、ですので。。

平日の長男。

夜の10時過ぎに塾から帰る

すぐにお風呂

11時~12時半まで知識の詰め込み。
(食事を、しながら、だったかな~)

12時半~1時ごろ就寝

朝7時45分起床。
(起床から20分で家を出て登校。走って学校にいく。チャイムと同時に教室に入る。)

土曜は、学校がなければ、午前中は寝ています。
日曜も10時までは確実に。

う~ん、寝すぎ??と思いつつ、睡眠時間は大切ですからねぇ、、、、。

昔は「四当五落」なんて言葉がありましたけど、その考えは古いです。
果報は寝て待て、とも言いいますし。
(ちょっと違うかな~)


さて。

昨年。2017年11月、3週目の土曜日。
埼玉県私立高校の入試相談にいきました。
「入試相談」と言えばそうなのですが、要は成績をもって確約をもらいにいく日です。

特に埼玉県はこの確約を模試偏差値で、しかも、学校を通さずに出しますから、裏取引のよう。

内申点+学校の先生経由で判定する都内の併願優遇の方が、まだクリーンなイメージですね。。

事前予約は早めにしました。
いい日時は埋まってしまうので。

保護者だけもOK、とホームページに書いてありましたので、長男と話して、私一人で行きました。
これについては、問題はなかったです。

高校について、受付済ませ、控え室で待ちました。
呼ばれて、先生と一対一。

やさしい雰囲気の先生でした。
先生がV模擬の偏差値を見て、成績が足りているかチェック。

はい、OK。

私「学校の成績もお持ちしましたが、、」

先生「必要ないですよ~。
うちはね~、学校の成績はあまり信用していないんですよ~、、、公平な判断ができないんですよ~。」

(いいねぇ、、こういうの。個人的には好きです。
うちにとっては好都合です。)

先生「もし、次のV模擬で偏差値○○以上が出たら、その結果をこの封筒に入れて送ってください。コースが上がりますよ。私に届くようになってます。最後まで私が担当します。」

私「学校の先生がとても心配されていて。。何かあったら、先生のお名前を、学校にお伝えしても大丈夫でしょうか。」

先生「大丈夫ですよ(^-^)。都内の先生はそうなんですよね。。
気になることがあれば、電話してくださっても。担任の先生のお名前を教えてください。」

こんな感じ。

ということで、、この封筒と確約番号が書いてある小さめの紙といただいて、終了です。

ふ~。。

これで、高校生になれる。。

心がだいぶ軽くなりました。
この感覚は、受験が近づいているからこそ。

出産が近づくと、
「とにかく無事に産まれてくれればいい」と思うのと、少し似ていますかね~。。


進学先の確保の大切さ、を実感した日でした。
なんて有難い制度なのでしょう。。

最初は、
「別にいきたいわけじゃないし、、
」という抑え校でも、こうやって、何度か足を運び、最後に合格を頂くと、とても有り難く、学校への愛情も出てくるものでした。

しかも、偏差値表で見ると、
しっかりと、上の方に学校名が書いてある。

(長男よ、君は十分立派だよ。。)

次男の中学受験直前。
塾の保護者会で先生に言われたこと。

「1月の抑え校が合格したら、しっかりと誉めてあげてください。
さらっと、
『ここは、本命じゃないからね。』などと流さないでください笑。

言いたくなるのは、わかります。

しかし、どんな学校でも、子供たちが、自分の力で勝ち取った合格なんです。」

(ほ~、、私、そう言ってしまう親だ~、、
はい、先生。必ずそうします。)

合格した時、ダメだった時、あれこれイメージしていました。

その時、親として、どうすればいいのか。。
特にNGだった時。

私は何が恐かったのか。

我が子の悲しい涙を見ること。
これが、とてもこわかったのです。

覚悟を決めて、しっかりしなければ。。

受験に向けて少しずつ。

私も母にこんな思いをさせていたのでしょうか。。


それぞれの受験があります。

皆さまと、皆さまの大切なご家族の受験生活を陰ながら応援しています。。