早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

学校説明会~事前確約校~

8月17日(金)

一週間ほど前のことです。
次男が久しぶりに私の前で号泣しました。。

実は次男、身体的な疾患やコンプレックスをいくつか抱えておりまして。
いずれも命に関わるものではありませんが、治療中のものもあります。

何かきっかけがあったのか、気持ちが満タンになってあふれてしまったのだと思います。

私は涙をぐっとこらえ、
「そうだね、そうだね」「大丈夫だよ」
と言いながら、次男の背中をさすり、抱きしめました。(次男は私よりもまだ小さい)

通知表に「明朗活発」「クラスの人気者」と毎年書かれる次男。
そんな息子の涙を見るのは辛いですが、母親に対して感情をぶつけることができるのなら、私はまだ救われます。

10代は、劣等感との葛藤が常にある世代。20代もかな~。。


長男が私に対して、泣いて悩みを打ち明けることは、よほどのことがない限りもうないでしょう。

次男もそんな時がまもなく来るでしょう。

もしかしたら、今回の号泣が最後かもしれない。。


「もういい」「放っておいて」「負けないから」と言い、泣きながら自分の部屋にこもって、そのまま寝てしまった次男。

(次男よ、ごめんね。。大丈夫。きっと大丈夫だから。)

愛する我が子をすべての事から守ることは、もう私にはできません。。

息子たちが赤ちゃんの頃、「子育てが辛い」と私は感じていて、
中高生ママは楽だろうな~、と思っていました。。

いや~、、楽になんか、全然なりませ~ん、、。

むしろ、大変になってない??


息子たちの受験期も、私は車中やお風呂で一人でよく涙していました。

まだまだ強さが足りません。



さて。


都立高校について、書きたいことはまだあるのですが、一旦終わりにしまして。。


長男中3の夏休み。
学校説明会、行ったのは1校だけです。。

事前確約をもらった埼玉の私立高校です。

これだって、渋る長男を半強制的に連れ出したんですよ、、全く。。
周りを聞いていると、こういうメンズ、多いですよ~(TT)。


この私立高校を訪れたのは、実はその時で3回目。
次男の中学受験の際の説明会と受験で2回。

次男の時は、説明会での印象がとても悪かったのです。(その時は私一人でした)
まるで予備校か、宗教団体みたいで。。
「ここに6年間はちょっとないな~」と思って帰ってきたのですよ。。


それでも、交通や成績などを考えると、候補にしてみようかな、と思い、出かけました。

説明会に参加して、私が持っていたイメージが変わりました。
こんなこと、あるのですね。。
中高一貫生と高校入学者が完全に分離されていることもあるのでしょうか。

生徒さんが男女何人か出てきて、ユーモアを交えて明るく学校生活や受験の話をしてくれまして。
先生も生徒に任せて見守っていました。


長男も、
「まあ、いいんじゃない?」

私「そうだね~、いいかもね~」


学習部分についてはもちろん大学受験に向けて、ガッツリ取り組んでいくカリキュラム。
まあでも、次男と違って3年間ですし、
勉強中心の高校生活も、それはそれで、いいのかな~。

むしろ、長男はそれくらいでいいのかも。。

ユルイとやらないでしょうね。。


学校紹介のあとは、確約のお話。
埼玉県ですから、北辰テスト偏差値が基準。
はっきり数字を提示してくれましたので、わかりやすかったです。


「行ってもいい」と思える学校が一つでも見つかることは、とても嬉しいことです。
それだけで、心が軽くなります。


その日は親子で気分よく帰ってきました。
学校選びはやはり、百聞は一見にしかず。
行動あるのみ、ですね~。。


埼玉県私立高校は我が家にとっては、行きたい学校、と言うよりは、言い方は悪いですが、とても好都合な有難い学校でした。


・事前確約が、中学校を通すことなく、しかも、模試偏差値でもらえる。

・入試日が1月だから、早く合格がもらえる。

早慶と日程が全くかぶらない。

・入学手続きは3月9日まで。(埼玉県公立高校発表日に合わせている。)

・費用は受験料のみ。合格確保のためのお金は不要。


これで、本人が納得してくれたら、
最高のお守りをもって早慶に臨めるのです。。

ありがたい、ありがたい。。

都立はどんなにいい学校でも、最終戦ですから~。。




それぞれの受験があります。

みなさまを陰ながら応援しています。。