附属高校の生活~入学3ヶ月~
7月10日(火)
長男が高校生になって3ヶ月。
電車通学にもだいぶ慣れた様子。
校則と先生の監視が厳しかった中学校生活から激変して、現在は自由を満喫中です。
少ない会話の中から、その表情から、
学校生活が充実していることがわかります。
自分でも「過保護?」と思うくらい、私は子供たちに手をかえてしまい、その反省から、
高校生になった長男の手はさすがに放すことを決意しました(^_^;)。
「~しなさい」と指示することは無し。
「~はどうなってるの?」と質問をすること、最小限。
変わりに、長男が、何か発してきたときは、
待ってました!とばかりに、反応します(^_^;)。
定期テストの結果がポツポツと出ているようです。
あれこれ聞きたいのをぐっとこらえて、聞き役に徹っしています。
それにしても、長男の学校の自由さといったら、
半端ないって(゚∀゚)。
自由と責任を与え、自立、成長させることを方針としているのでしょうが、
私から見ると、大学生に近い生活。
先生が不在であれば休講。課題無し。
スマホゲーム、学食、好きに過ごす。
ホームルームは週1。
学校からのおたより、この3ヶ月で数回。
それも、事務的なもの。。
過去レポ、過去問が出回り、
仲間とともに、レポートと定期テストを乗り越える。
最初の成績が出るのはこれからですので、
何とも言えませんが、
この定期テストをあと8回クリアしたら大学推薦がもらえると考えると、
長男の高校の生徒は、受験生に比べて格段に少ない労力で大学生になるでしょう。
学部にもよるとは思いますが。。
変わりに?何かを調べて考察して、レポートを書く力は養われるのでしょうか。。
大学の情報も日々多く入ってくるようです。
先日、長男から聞いた話。
長男「理工学部の卒論って、、△△△なんだって〜」
私「へぇ。」(大学の卒論??、、。ほ〜、そんな話まで耳に入ってくるんだ。)
また、教育実習生が来ていた時には、
長男「あの先生は、好きで文学部いったんだな~」。
ふ〜ん。。
附属高校の魅力として感じた一つとして、
「3年後ではなく、7年後をみている」
ということでした。
生徒も、先生も、学校全体が、遠い将来を見ている気がしました。
長男もそうであってほしい、
きっと彼に合っている。
この環境の中でのびのび過ごしていたら、
将来やりたいことが自然と見えてくるのではないか。そんな気がしました。
一つ象徴的なエピソードがあります。
秋に慶應義塾高校の文化祭に行ったときのことです。
日吉の駅前で、公認会計士をめざすための専門学校の方が、宣伝チラシを配布していました。
長男は大学生と勘違いされたのか、受け取っていました。
それを見て、私は驚きました。
そのチラシは大学生ではなく、慶應附属高校生向けのもので、
「高2から勉強をスタートしたら、大学在学中に会計士の資格がとれて、就活に有利!」
などと書いてあったのです。
なんということでしょう。
そうだったんだ、そういう選択肢があったんだ。
附属生って、、そんな、先を見ているんだ。
衝撃的でした。。
これ、常識でしょうか。
私が無知だったのでしょうか。。
そういえば、、
私が大学生ときも、そんな附属上がりの友人がいたな、と思い出しました。
さまざな進路があります。
それぞれの受験があります。
みなさまを陰ながら応援しています。