早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

附属高校の生活~入学3ヶ月~

7月10日(火)

長男が高校生になって3ヶ月。

電車通学にもだいぶ慣れた様子。

校則と先生の監視が厳しかった中学校生活から激変して、現在は自由を満喫中です。

少ない会話の中から、その表情から、
学校生活が充実していることがわかります。

自分でも「過保護?」と思うくらい、私は子供たちに手をかえてしまい、その反省から、
高校生になった長男の手はさすがに放すことを決意しました(^_^;)。

「~しなさい」と指示することは無し。
「~はどうなってるの?」と質問をすること、最小限。
 
変わりに、長男が、何か発してきたときは、
待ってました!とばかりに、反応します(^_^;)。


定期テストの結果がポツポツと出ているようです。

あれこれ聞きたいのをぐっとこらえて、聞き役に徹っしています。


それにしても、長男の学校の自由さといったら、
半端ないって(゚∀゚)。

自由と責任を与え、自立、成長させることを方針としているのでしょうが、
私から見ると、大学生に近い生活。

先生が不在であれば休講。課題無し。
スマホゲーム、学食、好きに過ごす。
ホームルームは週1。 


学校からのおたより、この3ヶ月で数回。
それも、事務的なもの。。


過去レポ、過去問が出回り、
仲間とともに、レポートと定期テストを乗り越える。 


最初の成績が出るのはこれからですので、
何とも言えませんが、
この定期テストをあと8回クリアしたら大学推薦がもらえると考えると、
長男の高校の生徒は、受験生に比べて格段に少ない労力で大学生になるでしょう。

学部にもよるとは思いますが。。


変わりに?何かを調べて考察して、レポートを書く力は養われるのでしょうか。。



大学の情報も日々多く入ってくるようです。

先日、長男から聞いた話。

長男「理工学部の卒論って、、△△△なんだって〜」

私「へぇ。」(大学の卒論??、、。ほ〜、そんな話まで耳に入ってくるんだ。)

また、教育実習生が来ていた時には、
長男「あの先生は、好きで文学部いったんだな~」。

ふ〜ん。。



附属高校の魅力として感じた一つとして、

「3年後ではなく、7年後をみている」
ということでした。


生徒も、先生も、学校全体が、遠い将来を見ている気がしました。


長男もそうであってほしい、
きっと彼に合っている。

この環境の中でのびのび過ごしていたら、
将来やりたいことが自然と見えてくるのではないか。そんな気がしました。


一つ象徴的なエピソードがあります。
秋に慶應義塾高校の文化祭に行ったときのことです。

日吉の駅前で、公認会計士をめざすための専門学校の方が、宣伝チラシを配布していました。
長男は大学生と勘違いされたのか、受け取っていました。

それを見て、私は驚きました。

そのチラシは大学生ではなく、慶應附属高校生向けのもので、
「高2から勉強をスタートしたら、大学在学中に会計士の資格がとれて、就活に有利!」
などと書いてあったのです。

なんということでしょう。
 
そうだったんだ、そういう選択肢があったんだ。
附属生って、、そんな、先を見ているんだ。


衝撃的でした。。

これ、常識でしょうか。

私が無知だったのでしょうか。。

そういえば、、
私が大学生ときも、そんな附属上がりの友人がいたな、と思い出しました。


さまざな進路があります。
それぞれの受験があります。

みなさまを陰ながら応援しています。