ワセアカ内での転校を考えた時~その2~
6月28日(木)
中2次男が学習合宿から無事に帰りました〜。
帰宅して、第一声「お兄ちゃんは??」。
いつものことですが。
次男は兄が大好き。
賢くて、やさしくて、何をやっても、さらっとこなしてしまう兄のことを次男は、
「将来は、オレの執事にする」と言ってます。。
前回のつづきです。
中2の2月、特訓選抜を再度落とした長男にしびれを切らした私は、ワセアカ特別校舎Exiv校への転校を考えました。
宿題をやらずに塾に行くことに、本人も、先生も慣れてしまってるのではないだろうか。
ここは思い切って環境を変えるのも手ではないか。
長男が通っていた校舎は特訓クラスの人数がとても少なかったのです。
具体的には話せないのですが、飛び抜けてできる子もいませんでした。。。
中1の時は、目線が合うと思わず反らしたくなるくらい迫力ある先生が担当してくださっていたので、親としてはまだ安心していました。
が、途中でExiv校に異動されてしまい、
がっかりしているお母さんたち、たくさんいました。
次男も、グイグイ引っ張る先生が担当でしたが、小学生をメインとしていました。
長男の先生は私から見ると、みな冷静で物腰が柔らかい。
尊敬はしておりました。しかし、私がワセアカに期待するノリや雰囲気という点で、物足りなさがありました。
受験まであと一年。。
いま行動を起こさなかったら、時期を逃してしまう。後悔したくないと思いました。
一方、この時考えたExiv校は、まず特訓クラスが2つ。
上位は開成、国立をめざす精鋭が集まるクラス。
その下の特訓クラスも、たしか20人近く。
うらやましい環境でした。
そのExiv校には、中2の必勝ジュニアで長男も何回か足を運んでいました。
まず、現在の校舎の校長先生に電話。
先生「わかりました。構いませんよ、どうぞ。」
やはり、少し面白くなさそう。
校長先生は我が家の長男次男の教科担当経験がほとんどなかったので、まあ、我が家とはさらっとした関係。
私もここは踏ん張りどころですから、とにかく丁重に、謙虚に。
そして次はExiv校へ電話。
「喜んで受け入れます!」と。威勢がいい〜。
いつものワセアカ。面談の予約を取り付けました。
肝心の長男に報告。
「めんどくさい。まあ、わかった。でもたぶんそっちには行かないよ」と。
(今の母親に逆らってもムダ、ここはとりあえず、引いておこう←こんな感じでしょう)
そして、Exiv校の先生と私とで面談。
先生「まず始めに、、お伝えしたいことがあります。お母さん、ここは、長男くんのことだけを考えましょう。○○校やこちらへの遠慮は、一切考えないでください。いま、△△(現校舎の校長)と、電話でそのことを話してきました。」
有り難くて、胸が詰まりました。
そして、その時先生が見ていた長男の成績。
中2の1月駿台模試。
偏差値 数学 65
国語 55
英語 50
3科 57
(これ、いいほうです)
先生「ふっ(笑)。」
「ボーダーラインにいる子で、長男くんみたいな男子、多いんですよねぇ、、ははっ笑」
私「そっ、そうなんですか、、。」
先生「数学が得意な男子って、授業中にだいたい理解しちゃうんです。で、テストでも応用がきいて、なんとか点がとれてしまう。
でも、英語は、そうはいきません。コツコツ努力できない男子の典型ですね。。」
私「そっ、そうですか、、。」
先生「こういうお子さんは、駿台で取りますね。いますよ、こういう男の子。ははっ笑」
(先生、、すごい、、お見通し。。やはりここには色んな子がいるからなのか。。それとも先生の資質が違うのだろうか。両方なのだろうか。)
先生「大丈夫です。ここでは英語もやり終えるまで帰れませんから。。数学の先生なんて、ものすごく恐いですよ、ははっ笑」
私「そっ、そうですか、、。」
(なんと、、この余裕。長男みたいな男子を、軽く、大丈夫です、という。慣れているのでしょうか、、。Exivだからでしょうか。でも、これが私が求めているワセアカかも、、。)
先生「長男くんと話して、また連絡ください。体験させましょう。」
私「はい。よろしくお願いします。」
しかも、転校は翌月まで待たないで、すぐにできるという。
私は、すっかり気持ちがExiv校に傾いていました。
思い切って、行動してよかった。
あとは長男が「うん」と言ってくれたら、、、。
ところが、その後、数学と英語の授業体験をした長男は、
私の意に反して、あっさり元の校舎を選んだのでした。。
本日はこの辺りで。。