早慶附属高校への道~我が家の場合~

2018年春、長男は早慶附属高校に入学しました。中学受験か高校受験か。日比谷高校か早慶附属高校か。親子でさまざまな思いがありました。次男は中高一貫校の高校生になりました。。思うままにつづっていきます。

通学時間

10月8日(祝)

3連休、ラストの日。
有意義に過ごせたでしょうか。

うちの息子たち、家で昼間はなかなか勉強が進みません。。

こっちもイライラしますから、
「勉強道具持って、どこか行っておいで~」

自習室や図書館が理想ですけど、飽きてしまったり、気分が乗らない時もあり。

そんな時は、ガスト、サイゼリア、マック、ミスド、など。
このような所で勉強するのは、お店の方に対して申し訳ない気持ちがありますけど。。

今のところ、注意されたことはないようです。

長男が受験期に気に入っていたのはガスト。
日曜の必勝コース前にランチ兼ねて寄ったり。
ドリンクバーがなかなかいい。

お金がかりますけどね~。。
とても機嫌よく帰ってきます。
「集中できた~(^-^)」
「英語がおわった~(^-^)」
「○○がね~、美味しかった~(^-^)」

あと4ヶ月。

どうにかこうにかして、乗り切りましょうか。。


さて。

通学時間についてです。

学校は近いに越したことはありません。

附属高校、見事に散らばってますね~(*_*)。

長男は早慶附属に3校、願書を出しましたが、その中に「う~ん、ちょっと遠いかな~、大丈夫かな~」という学校がありました。

説明会や文化祭で一通り巡った後、長男が「遠くても受ける、何とかなる」と言いまして、受験校は決定しました。


最近、また聞いてみました。

私「○○高校(遠い学校)だったら、今でも、迷いなく行く~?」

長男「行くね~」

即答でした(^-^;。

(ほ~、、、。そうかい、そうかい。)



長男は、「大学受験を回避する」ことを優先して、それが叶うのならば通学ストレスは耐えられる、と考えました。

入学半年がたって、やはり同様に思ってるってことですかね~。

長男の学校でいえば、月~金は、15時に授業が終わります。
その後は、全くの自由。

補習など、なし。
中学時代のように、委員会、運動会、文化祭、合唱コンクール等で半強制的な早出、居残りなども、全くなし。
高3の夏には引退する部活も多く、その後は自由な時間が増えます。

定期テスト以外の、実力テストや模試、ありません。

夏休み、春休みが長い。

長時間通学の友人もいますけど、学校生活自体にストレスが少ないから、何とかなってるようです。


しかし、何を優先するかは、ご家庭それぞれで違いますよね。。
通学の負担は、乗り換えや混雑状況によっても違ってきますね。

高校3年間、その先の4年間通う大学の所在地。
医学部や理系で大学院となると、さらに+2年間。
そこまで考える必要もあるでしょう。



これは、我が家のケースです。
ご参考までにどうぞ。。


それぞれの受験があります。

皆様を陰ながら応援しています。。

附属高校の生活~入学6か月~

10月7日(日)

3連休。
慶應義塾女子の文化祭があるようですね。

ケイジョ。
慶應男子にとっても、憧れの存在、らしい~。

長男。高校生になって半年。
お陰様で、すっかり学校に馴染んでおります。

「男子校生活」満喫中。
今のところ~(^-^;。
そのうち、寂しくなるらしいですけどね~。


私は。
「放っておく」ことに慣れました。
やればできる~(^-^;


ちょっと聞いてみました。

私「進学校に行ってもよかったな、と思うことあるかな~?」

長男「・・・・・??進学校????」

(進学校という言葉すら、すでにピンと来ないらしい(^-^;)

私「うん、都立とかの、進学校。」

長男「ない、ない、ないっしょ。」

(だろうね~。。何より。)


私にも部活つながりで、何人か「ママ友」ができました。
受験時の話も、出ますね~。

イライラ、ヒヤヒヤは、似たり寄ったり。

早慶初戦、慶應義塾志木まで、
ちょうどあと4ヶ月。


あなたと、あなたの大切なご家族の受験生活を陰ながら応援しています。。

長男、中3~10月(つづき)~

10月6日(土)

昨年の長男。中3、10月。
前回お伝えした通り、まだ余裕があるように見えました。。私には。

知識の突貫工事は順調に進んでおりましたけど、「もっとできるはず」って思っていました。

思ってしまいますよ、、、。
10月の休日に6時間もゲームに熱中されたら。。


見守っているつもりでも、耐えきれずチラチラ嫌味も言ってました。


しかし。。
10月の後半くらいだったでしょうか。


長男「お母さんは、オレが頑張っていない、と思っている。」


ガーン( ̄▽ ̄;)。。。


絶句。

ううっ、、。

これは、ま、ず、い。。。


私「いや、、そんなことないよ、、頑張ってる、って思ってるよ。
でもね、、もっとできるんじゃないか、って思っちゃって、、。・・・・ごめんね。」


私が悪いのですけど、ショックで、とても悲しかったです。

子供にこんな風に感じさせてしまうなんて、ダメ母どころか、母親失格ですよ。。(TT)。


そもそも、私は長男のどのような状態を期待していたのでしょう。

私がイメージする「本気」「やる気スイッチが入った状態」とは。

よく言われる、メシ、フロ、ネル、以外の時間をすべて勉強に費やすということでしょうか。
一心不乱、鬼気迫る姿、でしょうか。

きっと、それに近い状態でしょう。。


それが「本気」の基準ならば、我が家の長男、次男には、そのような時は最後まで来ませんでした。

受験は次男に続いて2回目でしたのに、長男には別の期待をしてしまって。


受験が終わったとき、塾の先生が話してくれたこと。

「お母さん方は、み~んな、『うちの子、勉強しないんです』っていいます、ほんと、どのおかあさんも言います。
しかし、、、。
○○校の子供たちは、みんな塾で勉強していました。よく頑張っていました。もちろん、長男くんも、です。」


学校からの最後の通知表にも書いてありました。

「努力を重ねていました。感心しました。」と。
(直前は学校の休み時間も勉強していました。)


よく考えると、息子の生活は、学校、塾が大半を占めていて、家にいる時間なんて、たいしてない。

そのわずかな自宅滞在時間での長男だけしか、私の目には映らない。

反省しました。。


受験日が近づいてくると、イライラなんてどこかに行ってしまい、受容、覚悟、緊張、願い、祈り。。

ラストは息をするのも苦しくなって。。


これは我が家のケースです。

あなたと、あなたの大切なご家族の受験生活を陰ながら応援しています。。

長男中3~10月~

10月4日(木)

「知識の突貫工事」編。

少し休憩しまして、国語については後程にします。。

中2次男が毎日勉強に励んでおります。
入学して最初のテスト結果が底辺に近く、
私は青ざめましたが、そこからジリジリと成績をあげております。

中間テストまで、まだ2週間もあるのに、中2男子が学校や地域の図書館で一人で黙々と勉強するなんて。
環境のおかげ。。かな。
これこそ、辛い中学受験を乗り越えて得たものと、信じています。

そう信じたい、というのもあります。

中学受験。
親の責任をずっしりと感じます。
何かを引き合いにして、「これでよかったんだ」と納得し、背負っている重い荷物を軽くしたいのです。。私。。


長男のような公立中から附属高校という進路は、とても効率のいい選択に見えるかもしれません。

しかし、中学校生活や塾など、総合的に考えると、う~ん、何とも言えないですね~。

教育に正解はない、ということで、
「これでよかったんだ」と信じることにしています。


さて。
昨年の長男、中3、10月。

〈中学校〉

・文化祭
・第2回三者面談
・第2回進路説明会(学年全体)

〈塾〉

・通常授業、週5(理社あり)
・必勝コース(日曜日)
早慶オープン模試(ワセアカ主催)
駿台模試
・V模擬(共通問題)

〈高校関係〉

10/28 慶應義塾高等学校、文化祭
生徒さんによる学校説明会に参加

〈その他〉

ワセアカ保護者会。ワセアカ面談。
いずれも私のみ。


長男の中学校は、体育の日を含む10月の3連休を境に、前期、後期と別れています。
よって、連休前に、前期の成績が出ます。

この週末ですね~。
ドキドキしますね~。

長男。前期の成績。内申点37。

夏休み前に出た、前期中間成績から2ポイントあがりました。

あがったのは、数学と技術家庭。ともに4→5。

(あのねぇ、、長男よ。
数学がこの時だけ「4」って、一体何があったのか??これが一番ショックだったはず。)


成績が残念だった受験生。
まだ諦めてはいけません。。
定期テスト、あと1回あります。
内申点、意外と上がりますよ。



そして。

10月の3連休。
土曜日の午後と、日曜日は塾。
土曜午前と、月曜日(体育の日)は予定があいておりました。

土曜に予約不要の戸山高校説明会がありまして、
長男に軽く聞いたら、「行かない~」と。

まあねぇ、、必勝コースが始まって1ヶ月。
勉強スタイルも気持ちも早慶に向かってますから、
都立のことまで、なかなかね~。。

ただし。
丸1日フリーだった体育の日。
長男、昼まで寝て、午後は夕食までず~っとゲーム~。(TT)。

しばらく様子を見ていました。

そのうち、「図書館でも行ったら~」などと言ってみたり。

夜になって、我慢できずに言っちゃいました。

「どういうつもり??」
「貴重な1日が終わっちゃうよ」
「ゲーム、どうにかならない?」
「焦りはないの?」

長男「いや、かなり焦っている。」

(一応、焦ってるんだ。。
それでこれ??はぁ、、、悲しくなる。)


いつになったら、本気になるのだろうか。


11月から??

12月から??

ひょっとして、そんな、時はこない??

まさかぁ。。。((( ;゚Д゚)))


本日はこの辺りで失礼します。


それぞれの受験があります。

皆様を陰ながら応援しています。。

知識の突貫工事~その3(英語つづき)~

10月3日(水)

さわやかな秋晴れです(^-^)。

先日、慶應義塾高と志木高のホームページを見てみました。
説明会の日程、11月3日が重なってますね~。。

志木高は昨年より回数増やして、1日3回開催ですね。
ほっ。
慶應って受験生へのサービスが少ないじゃないですか~。。
いい方向に変わってよかったです(^-^)


さて。

前回お伝えした英語の暗記。

クドクドと細かいことを偉そうに書いてしまいましたが、自信はたいしてありません。。(TT)。

もう時間を無駄にしたくない時期。
今やっている勉強に迷いがあると、それだけで辛いものです。
でも、多少の迷いは常について回るのでは、ないでしょうか。


私と長男も、不安、迷い、ありました。

夜中に暗記物をやりながら、
「今頃こんなことやってる人、いないかもね」と話してて、
でも、そんな時は、
「大丈夫。信じて頑張ろう。」って励ましていました。

私は長男の見えない所では、
暗記は隙間時間にやるべきか、
この時間を過去問や必勝コースの勉強にあてるべきか、
あるいは、
塾に行く時間を減らして、その時間にやるべきなのか、などと、いつも考えていました。


無駄の一切ない受験勉強というのはなかなかないもので、結局は、自分が納得して信じた勉強しか、本気でできないかもしれません。


英語に戻りますが、
ワセアカには「ベストチョイス」という、ワセアカ自慢の?薄めのテキストがあります。

ここまで時間の迫った状態ならば、まず先にこれに集中してもよかったのかな~とも思います。

ちょっと、量が少ないことが、その時は不安だったのです。
発音、同音異義語、反意語、ことわざなどもあり、よくまとまってます。
今年もこのテキスト、ありますかね~。
長男はラスト1ヶ月くらいで、これを、ざっとやりました。


10月頃でしょうか。

長男「長文はだいたい読める。でも設問ができない」と。。

(ううっ、、それでは点にならない。。)

私「塾の先生に相談してみたら??」

長男「めんどくさい」

(なんで、なんで~??大事なところなのに)


我慢できずに、塾の先生にこっそり聞いてみました。

(全く過保護な母親)

「そこまで、分析できているとは、長男くん、立派ですねぇ。
おそらく、文法、熟語が足りない。長文の中に出てくる単語、熟語、文法が、設問では別の形に言い換えて出してきたりします。ですから、、、」

と。

(ほ~。。)

文法は夏休みや必勝でもやってますから、本人に任せることにして。
やはり、熟語の学習(特に言い換え)は間違っていない、と思い、信じて進めました。

また、長男が、夏休みに英単語と熟語に一旦は手をつけたものの挫折した理由について。

「スケジュールの管理ができない、やるのはいいのだけど」と。

要は、いつ、どこを、どれくらいやって、次の日はどこをやって、ということが、自分だけで管理できない、ってことでしょうか。

ですから、私はその手助けをしよう、と。

そこも自分でもやらせるべきなのでしょうけど。


ただし、数学については、私は完全ノータッチでした。
長男は数学の先生を信頼しており、わからない問題は必ず質問していたようです。


それにしても~、
早慶附属の英語、難易度、高過ぎ~。

中学生があの問題量を1時間でやって点を取るって、どうかしてますよ。。

私、何度か、解いてみました。
全然できませ~ん。。(TT)
大体、日本語訳を読んでも意味がわからなかったり。。


長男は相対的には英語が苦手でしたけれど、それを「苦手科目だね」と私が軽く言ってしまったら可哀想に思えてきました。。




本日はこの辺りで失礼します。。

どこかに住むどなたかの受験生活を、陰ながら応援しています。。

知識の突貫工事~その2(英語)~

10月1日(月)

関東は台風一過。
いいお天気です。
今朝は交通機関が混乱して、大変でしたね。

本日は、1日。
中学受験は都内解禁日である2月1日まで、あと4か月。ひゃああ。。

次男の時、焦りもありましたが、「とにかく完走をめざそう」という気持ちに変わっていきました。

先輩ママ友のアドバイスをそのまま受け入れて(^-^)

子供にとって、あと4ヶ月って結構長いようで。
気持ちが続かなくて、志望校をかなり落としたお子さん、いました。

先日、次男の中学受験時代に知り合ったママさんと、お茶しました。
長々と(^-^;。

息子さんは、次男と同じく第一志望を落として中堅校に通っております。

中学受験が終わって一年半。
ワセアカでの思い出話もするのですが、いつも二人して笑いながら涙してしまいます。

「辛かったね~」
「すごい世界だったね~。。」
「これでよかったんだよね。」

息子さんもうちの次男も、元気一杯男子!!なだけに、なおさら、「この道って正しいのかな」と、受験中は悩みました。
小学生がお弁当を持って夜遅くまで塾通いするなんて、やはりおかしいのでは、と葛藤しながらの毎日。

そういう悩みは、高校受験では少なかったですね。
みんながやることですし、基本、本人主体ですので。

むしろ、「中学生はこっちが心配するくらい、とことん勉強しておくれ~」


さて。

長男が始めた75日の知識突貫工事。
英単語、英熟語についてです。

まずベースにしたテキスト。

ワセアカでの単語帳、熟語帳。

開成、国立向けを除いたページ数を75で割り、1日の分量を出しました。


<単語>

長男が、早慶の過去問の答えの部分だけを全校分ざっと見て、単語の「書き」は必要なし、と判断。

もう時間もありませんし、単語の日本語訳のみ。

単語帳の英語部分を隠し、日本語訳がパッと出てくるか。

1、「わからない単語の洗い出し」(1日分)

まず、初見で、
わかるか、わからない、の判断をする。

わからない単語にチェック。
あやふやなものも、チェック。
→チェックのつかない単語は2度と見ない。

2、その日の分の、「チェックのついた単語」のみ、インプット→すぐにまたアウトプット。

3、前日のチェック単語の復習→覚えてなければチェック。

4、1週間前にチェックをつけた単語の復習。→3と同じ

5、2週間前のチェック単語。→3と同じ。

6、1ヶ月前のチェック単語→3と同じ。

覚えたものは、チェックを丸で囲む。

「書き」はやりませんでした。
長文対策と割り切り、とにかく日本語訳が出てくるか、どうか。
例文の中で覚えた方がいい単語は例文で。


<熟語>

こちらは、例文の中の熟語部分に、赤のチェックペンを1単語ごとに引く。
緑シートをあてながら、例文を丸ごと音読。
日本語訳も見ながら。

こちらも、「書き」はやりません。

あとは、単語と同じやり方です。

たしか、1日10個のペースでした。




最初の方は難易度が低いので、2~3日分手をつけました。

また、日付は必ず書きました。

難易度の低いページと、高いページを交互にやったり。

意識したのは、「復習」と「アウトプット」

基本的には「アウトプットしながら、インプットする」という暗記術。
あるいは、
「インプットしたら、すぐにアウトプットする。」


長男は以前から、暗記物はほとんど「チェックペン勉強」をしていまして、暗記の要領は良かったと思います。

ただ、暗記物は、「忘れる」こととの闘い。
増えていく復習が、キツイ。


とくに熟語。
本人も、早慶附属入試では熟語が重要、と感じたようで、危機感を持って、取り組んでいました。
しかし、途中、
「もう、覚えられない」
「次の日になると、全部忘れている(TT)」
と言って、辛そうな時もありました。

そんな時は1日中断して、難易度の低い熟語の復習だけしたり。

ですので、75日、それなりに頑張りましたが、すべてを完璧には覚えられませんでした。

冬休みに入ってからも、続けていました。

手をつけた所は覚える、最後まで終わらなくても仕方なし、と、割りきって。



果たして、効果は。。


成績に結果が現れたのは、1月に入ってからでした。
1月のワセアカ内テストや必勝コースでのテストで、今までになかった好成績が出るようになりました。

駿台模試(12月)結果は、横ばいでしたので、急進したのです。

塾の先生からも、
「英語もいいレベルに達してきた」と言われました。

長文読解も、塾のペースに合わせてやっておりましたので、この単語、熟語学習がどこまで活きたのかは、厳密にはわかりませんが。


中3男子の受験勉強にここまで首を突っ込む母親もどうなのかな~、と自分でも思いました。。(^-^;

夫にも嫌みを言われましたし。。


冬休み明けくらいからは少し距離を置いて、塾から帰って軽食を準備したら、私は寝るようにしていました。


時間が限られておりましたので、このような荒っぽいやり方を取りましたが、これがせめて夏休みまでに出来ていたら、どんなにか楽だったでしょう。

事実をお伝えしていますが、あまりいい例ではありませんので(TT)。。


皆さまはどんな受験生活ですか??

陰ながら応援しています。。